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「バルサの問題は集中力」

日々のトレーニングを疎かにしてはいけない、とコーチのプロ。

コンセプトを甦らせることがバルサ復活への道、と見るアンヘル・カッパさんとはまた別の角度から、タタチームの問題点を分析しているのがチェスコ・エスパルさんです。エスパルさんは1963年バルセロナ生まれの元ハンドボール選手で、現役引退後は3年間(2004-2007)、バルサハンドボール部の監督を務めていました。ロンドン五輪で銀メダルに輝いたスペイン女子水球チームのアンナ・エスパルさんは彼の娘だそうです。スポーツコーチングのスペシャリストだというエスパルさんは、バルサはこのショックから立ち直り、前進できると考えます。そのカギとなると指摘するのが、集中力と激しさ(インテンシティ)です。

集中力不足、過信、監督のリーダーシップ

それは具体的にどういうことか。SPORT紙の記事内でエスパルさんはこう述べています。「チームが苦しんだ試合で示したのは、集中力と激しさの欠如です。それは彼らがトレーニングに真剣に臨んでいないことに由来します。私は現場に居るわけではないですが、選手たちが試合に勝つために必要なものとしてではなく、手続きのようにトレーニングをしてきたのは明らかに見える。選手には90分間集中力を維持することが求められますし、それは努力によって手に入れられるものです。試合に集中することよりもSNSに話題をアップすることを気にかけている選手の姿勢は、私には危ないと映ります。ナチュラルなリーダーであるペップ・グアルディオラとティト・ビラノバがいなくなった今、チームはプレーモデルに注意を寄せるのを止めたのです」

そしてエスパルさんは、多くを勝ち取ってきた選手たちは「どんな試合でも勝てると思っている」のだと言い、アトレチコ戦での問題は過剰な自信だったと考えます。「彼らは自分たちが試合に勝つだろうと考えてピッチに出て行った。自分たちは非常に優れているから、遅かれ早かれゴールが訪れると思っていたのです。彼らは過信し、その代償を払った。決死の試合、あるいは強力なライバルとの試合では、バルサが相手の激しさに並ぶのは難しいとの印象を与えます」

ベルナベウクラシコでは十分気合が入っていたタタチームでしたので、激しくいこうと思えばいけるのは間違いないでしょう。4試合で2ゴールしか決められていないシメオネチームを、厳しい相手だと思わないはずはない。なら、厳しいけれどマドリーほどではないと心のどこかで思っていた?

指揮官の問題としては、「マルティーノは権威を発動するべきだ」とエスパルさん。「激しさが足りないのであれば求めるしかないし、それは監督の役割だ」と彼は述べます。トレーニングが拙いから、試合中のプレーも拙くなる。「マルティーノはすべてがトレーニング次第だと気付かなければならない。彼の問題は、彼のプレー案が選手たちと合っていない点です。セッションの準備をしていないのではなく、選手たちと異なるアイディアで仕事をしている。試合中のうつむいたりポケットに手を入れたりする姿も、リーダーのイメージを強化する助けにはなりません」

試合はピッチに出る3日前に始まっている

では、エスパルさんが考える現状打開案はどんなものか。今はまだ諦める時でもなんでもなく、弱点を修正する時間はある!と彼は言います。「グラナダ戦の最初の10分を120%の激しさでいくことが重要でしょう。0-3にする必要がある、と考えるのです。今週末に手にする感覚によって、選手たちは自分らが勝てると信じるようになる。その一方でグアルディオラ時代の集中力を取り戻さなければならない。あの時はトレーニングの1分1分がディティールの修正に役立てられていた。彼らは試合がピッチに出る3日前に始まっていると気付かなければいけません。集中力が基本なのです

タタさんが試合中に怒鳴っているところは見かけませんし、彼が穏健な監督なのは確かでしょう。良い兄貴だったライカー監督の横に鬼のテンカテがいたように、マルティーノにもそういう存在がいれば、、、と思ったところでどうにもならない^^; 今からでも遅くない、鬼のタタ、カモン!

 

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