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その他バルサ状況

 

プジョルとダニ、バレンシア戦は微妙。

イニエスタの欧州最優秀選手賞は、スーペルコパでちょっとばかりガックリきていたバルセロニスタの気持ちを明るくしてくれました。頭のチップを切り替える、いいきっかけとなりました。疲れは多少残ってはいるでしょうが、日曜日にはカサでのバレンシア戦が待っている。ここはきっちりと勝利し、マドリーとの5ポイント差を継続していかなければなりません(拡大する分には幾らでも)。

 

プジョル 「フィーリングはいまいち」

そこで気になってくるのが、不安定な守備陣が復調するカギを握りそうなプジョルとアルベスの状態。残念ながらふたりは木曜日のトレーニングを揃ってジムでの別メニュー調整としてまして、チェとの試合はかなり微妙な状況のようです。昨日の会見当番となったプジーは、体調についてこう明かしています。

「マドリー戦は出場したかったんやけど、(当日)朝起きたら具合があんまり良くなくてね。首の辺りにかなり不快感があって、左腕にまでそれは下りてきてたんや。だから話し合って、プレーしないことにした。不快感はまだ残ってるし、(日曜にプレーできるかは)回復具合を見ていくことになるやろう」

現場で喝を入れることの出来なかったマドリー戦。スタンドから見た仲間たちの試合への感想はこうです。「前後半で違う試合やったね。前半はマドリーがかなり強くきて、もしバルデスのセーブがなければ、ゴールはもっと入れられていたやろう。でも僕の心に残ってるのはバルサの(後半の)リアクションなんや。僕らにはスーペルコパを獲得するチャンスもあった。チームは決して諦めたりせんかったし、それが重要なことや」

試合後、表彰式になってもロッカーへと引き上げなかったバルサに対し、カシージャスが感謝を述べたりもしているのですが、こちらとしてはむしろ”ナニ言ってんノ?”というところです。カピタンは言います。「それもまたフットボルやと思うからね。敗者は負け方を知り、そしてカンペオンへのコパ授与を待つ必要があるんや。僕らはいつだってそうしてきたし、それがごく普通のことやと思う」。チームに引き上げ命令を出すポルトガル人監督が異常なのです。

 

アルベス、筋肉に損傷なし

一方で右大腿二頭筋の違和感によって、急きょマドリー戦を休むことになったダニ・アルベスですが、彼は木曜日に精密検査を受けていまして、筋肉には傷がないことが確認されました。それはホッとひと安心なんですが、医療部の報告には但し書きがついていまして、それによれば「大腿二頭筋内に浮腫がある」のだとか。浮腫、つまりは腫れでして、あと2日でどれだけ回復するかで、バレンシア戦に出場できるかどうかが決まります。

 

チアゴにプレー許可下りる!

8月30日はイニエスタの受賞に続いて、もうひとつ嬉しいニュースが飛び込んできました。チアゴ・アルカンタラにプレー許可が下りる!昨シーズンの最終ゲーム、アスレチックとのコパ決勝で脛骨を痛めていたチアゴが、夏休み返上でのリハビリ活動の末に念願のドクターOKを手にした。なんだかんだで回復には3ヶ月を要し、外野が想像する以上に大変だったことと思います。怪我はもう癒えたので、あとはプレーリズムの問題。今はかなり燃えてトレーニングをしているでしょうし、セスクの尻を引っ叩く勢いで復帰してほしいところです。

 

最後、本日が締め切りとなっている移籍マーケットでは、アフェライはどうやらシャルケ04へと1年間のレンタル移籍(買い取りオプション付き)。ドスサントスはセビージャがラブコールをしているものの、本人がバルサから動きたくないと固辞している模様です。

 

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