クラブから何の音沙汰もないことが、アビさんにはキツイ。
5月上旬の今、バルセロナは一年でも最高の気候のひとつ。人々は爽やかな季節を満喫している(たぶん)のですが、憂鬱な思いに心晴れないのがエリック・アビダルです。理由は自分のバルサでプレーを続けたいという発言に対し、クラブからいっこうにリアクションがないこと。戦力外通告はショックながらも受け入れるにせよ、何の音沙汰もないことで彼は落胆していると代理人氏が明かしています。
バルセロナのラジオ局RAC1が7日に放送した番組内で、アビダルの代理人ダビド・ベンディテッリ氏はこう語りました。「エリックは常々、バルサでプレーを続けたいと言ってきました。けれどもバルサからの返事は未だなく、時間が過ぎるほどに、残留は難しくなっていきます。私たちはもちろん、クラブの取る決断を受け入れることでしょう。しかし曖昧なのは一番良くない。それゆえに私たちは落胆しているのです」
ベンディテッリ代理人によれば、去る2月、彼らはサンドロ・ロセイ会長との話し合いの場を求めたそうです。しかし、その後の進展がない。「私たちはその会合を待ち続けています。エリックにとって最も難しい状況はバルセロナに残れるかどうかではなく、こうして待ち続けることです」
そして「アビダルはお金によって移籍することも、残ることもありません。それは間違いないです」と言う代理人さんは、バルサがアビダルに名誉大使的な仕事を提案している件に関しては感謝を表しつつも、「エリックにとって、フットボルを辞めた時にバルサに残れるのは名誉。それは彼がいつも言ってきたことです。けれども彼は、自分のフットボル選手としてのキャリアはまだ終わっていないと感じているのです」
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