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ドン・イニエスタMVP!

 

我らのドンが、ついにメジャー大会MVPに。

やりました。大方の予想どおり、我らのアンドレス・イニエスタがユーロ2012の最優秀選手賞を獲得です。今大会でスペインがプレーした6試合中、イタリアとの決勝を含む3試合でMVPに輝いていたドン。11人で構成されるUEFAのテクニカルチームが彼を最優秀選手に選出したのも、至極真っ当な結果といえます。前回の2008年大会ではチャビが受賞したMVPを、またもバルサ一族が引き継いだ。なんとすばらしきことでありましょうか。おめでとう、アンドレス!

チャビにせよ、イニエスタにせよ、あるいはメッシにせよ、彼らが10代でトップデビューをし若造だったころから、マエストロと呼ばれるような名選手になるのを見続けられるというのが、カンテラ命であるバルセロニスタの醍醐味です。ホワイトアスパラガスのようだったイニエスタが、これだけの風格を備えようとは。

 

「信じられないジェネレーション」

誰もがユーロMVP当確だと思っていた今回のドンの活躍ぶりですが、そのUEFAからの嬉しい知らせが彼の元へと届いたのは、ラ・ロハ一行がキエフからマドリーへと向かっていた機内だそうです。イニエスタMVPのニュースが伝わるや、喜びに沸き返る選手たち、チームスタッフたち。祝福の声は止むことがなかったといいますが、ドンはさぞ照れくさそうにしていたことでしょう。

MUNDO DEPORTIVO紙にはどのタイミングのものかは分かりませんが(シベレスでの祝勝会スピーチ?)、イニエスタの喜びのコメントが紹介されています。

「このジェネレーションは信じられないよ。その一員であり、歴史的トリプルを達成できたこと、ファンのみんなと楽しめたことを誇りに思う。勝つのはステキだし、誰もがそれを望んでいるけれど、常に勝利し、大会から大会へと勝ち続けていくのは簡単なことじゃないんだ」

「父親とは話す機会があったよ。とても嬉しそうだった。父は決勝には来れなかったんだ。キエフには母親と将来の妻(今週8日に結婚式)、姉、友人たちが来てたよ。チビはいなかったけど、パパがユーロで優勝したことは知ってるよ」

「僕はユーロでMVPになったり、バロンデオロを獲るためにプレーをしてるわけじゃない。僕の目標は、チームが勝つことなんだ」

 

じぃじ 「ムンディアルで獲るべきだった」

さて、イニエスタの故郷であるフエンテアルビジャでペーニャ会長を務めている祖父のアンドレス・ルハンさんがCOMラジオの取材に対して、こんなふうにコメントしています。「本来であれば、孫はムンディアルでMVPを受賞すべきだったんです。しかしそうはならなかった。今は少しずつ、それに向かっていってますな」。祖父さまが示すのはもちろん、2014年ムンディアルのMVPです。「アンドレスがユーロの最優秀選手となって、私たちは大変喜んでおります」

一方、同じくCOMラジオの取材を受けた父ホセ・アントニオ・イニエスタさんはこう喜びを表しました。「息子の受賞を嬉しく、そして誇りに思います。この知らせを私が普通に受け取ったと言えば、それはウソになる。何故なら私は興奮し、ナーバスになってましたからね。アンドレスは全てのファン、チームメイトからの敬意を勝ち取っている。なによりもそれが重要なのです」。ちなみに父上はイタリアとの決勝を「ひとりで自宅で見ました。感動しました」とのことです。

 

セスクのじぃじも

ちなみに・・・ じぃじといえばセスク・ファブレガスの祖父であるアレックス・ソレールさんもCOMラジオの取材に応じておりまして、こちらはイニエスタ家とは少々趣の異なったコメントを残しています。「私はセスクのユーロコパになるのを期待してたんですわ。天狗になりたくはないですが、多かれ少なかれ、そんな直感はしてました。孫はとても燃えとったんです。(バルサでの)シーズン終わりはあまり良くありませんでしたし、孫はユーロで、と張り切っておりました。私は彼がゴールとアシストをしてくれたんで、喜んどります」

 

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