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クライフのネイマール不要論

 

得点力があるのに、高額なデランテロは要らんと御大。

FCバルセロナのご意見番、ヨハン・クライフの言葉が議論を呼んでいます。カタルーニャ・ラジオの番組に出演した際、バルサはネイマールを獲得する必要があるかとの質問を受けた御大は、ブラジルの若き至宝の才能を認めながらも、今のバルサには必要ないとの見解を示したのです。「ネイマールはすばらしい選手であるし、私は彼に対してネガティブな考えは持っていない。とはいえ・・・これだけ得点力のあるバルサに、彼は必要かね?」、「ティトが彼を求めているとは、私には想像できないんだが・・・。彼のようなデランテロにつぎ込むほどの資金が、バルサにあるのかね?」

クライフの主張も分かるのですが、バルサはやはりブラジリアンクラックのよく似合うクラブですし、ネイマールほどの逸材であれば、自分たちのチームで見てみたいという欲求がぬぐえない。メッシとのタンデムにも興味があります。バルサ系メディアのウェブアンケートでも獲得賛成が多数派となっていて、SPORT紙では63%がクライフに「反対」(1,534票時点)、MUNDO DEPORTIVO紙では77%が「ネイマール希望」としています(2,353票時点)。あなたはどちらでしょう?

 

メッシとイニエスタ

このラジオ番組で御大は、その他のテーマについても(もちろん)語っています。ゲルト・ミュラーの年間ゴール記録を超えようというメッシについては、それはもう大絶賛です。「40年前の記録を塗り替えるのは、とんでもないことだよ。彼の周囲にチャビやイニエスタといった選手がいる点は考慮すべきとはいえ、メッシの才能が極上なのは紛れもない事実だ。メッシはすべてを簡単にやってのける。ポルテーロが下をケアすれば上を狙うし、飛ばないのであれば下を通す。それを簡単にやるんだ。彼はいつもゴールが強調されるけれど、重要であり、違いを作っているのは、そのアクションだ」

もう一人の天才イニエスタに関しては、「日曜日(のレバンテ戦)はほぼ完璧だった。イニエスタは4人のデフェンサに囲まれながら、利き足ではない方の内側でボールをコントロールし、ゴールを決める」と称賛しています。

 

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