MSGトリデンテの化学反応が順調に進んでいる様子
まずはピッチ外での関係を深め、続いてフットボールでの一体化が進めば。
アントワン・グリースマンがレオ・メッシやルイス・スアレスと急速に馴染んできている、というニュースをよく見かけるようになってきました。それがよく表れていたのが、バロンデオロ式典を終えてパリからバルセロナへと帰る機内だったそうで、メッシとグリーズマンは親密そうに話をしていたと。
まずは日常生活で仲良くなったことで、次いでその関係をピッチ内に持ち込んでくれればと期待します。
怪我アクシデントで遅れた連携作り
2019年夏のプレシーズンは、チームの土台であるレオ・メッシがトレーニング初日(8/5)に怪我をするアクシデントに見舞われました。さらに8/16にはルイス・スアレスも筋肉を傷め、二人に出場許可が下りたのは9月中旬。
これによって新MSGトリデンテの連携作りは遅れ、なかなかギアが噛み合わない、もどかしい試合が続きました。グリーズマンは11月下旬のラジオ番組で「まだメッシやスアレスの動きを理解していない」と明らかにもしています。
しかしその数日後のボルシア・ドルトムント戦では良い具合にプレーに関与し合い、MSGトリデンテのそろい踏みを達成。メッシの絶妙のパスを受け、グリーズマンがバルサでのチャンピオンズ初得点を決めました。
バロンデオロ式典後、パリからバルセロナへと戻る機内での乾杯でも二人は良い雰囲気だったってことで、化学反応が進んでいる様子。当初心配されたメッシとグリーズマンの関係はもう大丈夫そうです。
3人でジムトレーニング
こんな話もあります。
今週は平日開催の試合がないので、火曜日のチームトレーニングは休日となり、水曜日も中心選手たちは休みたければ休んで良いことになっていました。テル・ステーゲン、ラングレ、アルトゥール、デ・ヨングは監督の許可を受けて連休を楽しんでいます。
メッシ、スアレス、グリーズマンも休日か出勤を選べましたが、彼らはシウタット・エスポルティーバに来ることを選択。しかし激しい雨が降っていたこともあってかグラウンドには出ず、3人でジムで汗を流したそうです(SPORT12月4日版)。
これも3人の関係が日増しに滑らかになっていっている印であると。
巨額投資をして獲得したクラックが、妙なエゴを出すことなくメッシたちに溶け込もうとしている姿勢は好ましいですし、“一体化”が順調に進めばチームのスペクタクル度も上がっていくでしょう。そう期待したいです。
でも以前のMSNトリデンテのような、前線任せフットボールにはなりませんよーに。
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