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ティト「ビジャは日毎に良くなっている」

 

グアッヘをサポートしていく、とミスター。

アラベスに勝つのは決して簡単ではない、と前日に警告していたティト・ビラノバでしたが、確かに彼らはセグンダBでプレーをしているのが惜しいような好チームでした。最終的にはクラック・ビジャの決定力の前に屈したわけですが(誤審でゴールが無効になる不運もあった)、格下のチームにありがちな引きこもりもせず、勇気を持ってバルサに立ち向かってきた姿勢はすてきでした。バルサもまた、厳しい寒さの中で応援に駆けつけたファンに応えるべくプレーをし、きっちり結果を残したのでよかったです。

 

プランの修正

地元でのイダで0-3と敗れたアラベスは、このカンプノウでは前回とは異なる戦術を用意してきたそうです。それはティト・ビラノバと選手たちの意表をつくものでした。「アラベスはいつもと違うやり方でプレーをしてきた。それで私たちは驚かされ、幾つかの修正をすることになったんだ。彼らのプランを打ち消すため、チアゴをよりサイドへと出し、ビジャをより中央でプレーさせた。人が考えるほど、これらの試合は簡単じゃないんだ」

チアゴは当初、メッシやセスクのする偽9番を指示されていましたが、それが上手くいかないと判ると、前述のようにイニエスタ役へと変更になっています。「アラベスがイダとは異なる戦術を採ってきたことで、オスカル・ルビオを見るポジションも変更することになった。チアゴはゲーム序盤に胸にダメージを受けていたけれど、試合全体を通じて高いレベルでプレーしていたと思う」

またミスターはモントーヤにはこんな指示を出していたのだと明かしています。「ビゲラが左エストレーモとして残っていたから、モントーヤには上がるなと言ったんだ。その代わりにアドリアーノがより攻撃に参加することにして、幸運なことに彼はまたゴールを決めたね。彼やジョルディが得点をしているのは、その才能と経験ある選手だからだよ」

 

ビジャ、ソング、プラナス、デウロフェウ

メッシがいないのなら、とばかりにドブレッテをやってのけたダビド・ビジャについては。「良いプレーをしていたよ。2ゴールを決めて、90分間フル出場も出来た。大怪我をしたことで問題を抱えていた彼だけれど、日毎に状態は良くなっていっているね。大変な怪我をしながらも、彼はものすごくハードに働いてきた。彼の得点力は、チームにとても重要だ。彼には出来るかぎりのプレー時間を与え、サポートしていきたい。フリーキックのスペシャリストがいるのも、チームにとっては良いことだね。それによって相手チームは、エリア近くでのタックルを迷うようになる。大きな助けになるよ」

ピボーテとして出場したソングに関しては、ティトはこう評価しました。「チームの戦術を彼はとてもよく理解しているよ。シーズンの最初は、セントラルとしてもプレーすることを求めたことで少し混乱をしていたけれど、彼はよく適応している。どんな選手にも、時間は必要なんだ。アドリアーノやマスチェラーノもそうだったようにね・・・ 重要なのは彼には素質があるということさ」

またティト・ビラノバ時代では初のデビュタンテとなったカルラス・プラナスのことは、ミスターは次のようにコメントしています。「彼はセントラルやラテラルとして、バルサBですばらしいシーズンを送っている。左ラテラルにはアドリアーノとアルバがいるから、彼がポジションを得るには苦労するだろう。けれども彼は私たちのチームでプレーするレベルにあるし、これからもチャンスを手にしていくのは間違いないよ」

期待のデウロフェウに関しては、前日会見と同じく、「前線にはハイレベルな選手が揃っている。チームには6人のデランテロがいるんだ。向上し続けるよう、彼には求めなければならない。彼には大きな才能と同時に、改善していく余地もたくさんある」

 

ファンへの感謝、コパの重要性

そしてティトは、寒さにも負けずに平日夜のコパ試合を応援に来てくれた、6万人弱のファンに感謝を述べました。「今日(水曜)スタジアムへと足を運ぶのは、簡単なことではなかったと思う。試合は21時半のキックオフだし、テレビでも放送されていて、おまけに寒かったからね。けれども最終的には57,000人ものファンがやって来てくれた。彼ら全員にとても感謝をしてるよ」

「私たちはコパを、チャンピオンズと同等に重要だと考えているんだ。これまでのシーズンがそうだったように、ひとつでも先のラウンドへと進めるように努めていきたい」

 

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