スポンサーリンク

セスク「シティ戦が出発点になるといいね」

トリプレッテの可能性を信じているとバルサの4番。

マンチェスター・シティをバルサらしいフットボルにて退けたことで、とりあえずの平穏を取り戻したカンプノウ周辺。このムードを更に高めていけるかは週末のオサスナ戦、翌週のベルナベウクラシコの結果次第ですが、バルセロニズモに希望と自信を取り戻させる勝利だったのは確かです。シティ戦翌日の木曜夜、地元ラジオ局RAC1の番組“Tu Diras”に出演したセスク・ファブレガスは、バルサの3冠達成の可能性について次のように自信を覗かせました。「トリプレッテの実現のために、僕らは全力を尽くしていくよ。僕はこのチームに、絶対的な信頼をおいてるんだ。シティ戦の出来なら、バルサは3つのコンペティションの有力候補だ」

バジャドリー戦のイメージはバルサ選手に相応しいものではなかった

彼の言うとおり、マンチェスター・シティ戦のバルサならば強力なチームと当たっても勝ち抜ける可能性は少なからずあるでしょう。しかし今季のバルサはジキルとハイド的なところがある。バジャドリー戦のようなことを再び繰り返せば、タイトルとは確実にさよなら。その点はセスクも認めています。

「このイメージの変化を説明するのは難しいね… 説明がつくのかどうかも、僕には分からないよ。こういう変化が数日間で起こるのは、僕らにとってもファンにとっても好いことではない。それは僕らが困難を克服したくなかったという意味じゃなくて、バジャドリー戦で僕らが与えたイメージは、バルサのユニフォームを着る選手としては相応しくなかったということだよ。シティ戦が出発点となって、ここからはすべてがポジティブになるといいね

そして難しい状況になっているリーガについては、「リーガは失われてはいない。僕らはマドリーへと乗り込んで最高の試合をし、勝たなければいけない。勝利への渇望や、自分たちがベストであることを証明したい欲求は失われてはいない。ただそう話すのは簡単だから、実行する必要があるけれどね」、とのことです。

メッシはチームリーダー

シティ戦で改めて感じられたのは、大エースであるレオ・メッシの影響力です。本調子となったギガクラックは、そんじょそこらでは止められない。このメッシの復調が、セスクを楽観的にさせている理由のひとつです。「彼はこのチームのリーダーだし、彼がチームを導いていかなければならない。そして僕らはチームがすべてのタイトルを狙えるように、ベストのメッシを引き出していかなければならないんだ

指揮官タタ・マルティーノについては、「彼は決して、僕らにプレースタイルを変えるように言っていない。時々、ボールを奪った時はもっとダイレクトにゴールへと向かって行けと言うだけだよ。僕がここに戻って3年になるけれど、今年が一番トレーニングをしてるんだ。特にフィジカル面はそう。昨日の試合では、僕らはチームとしてシティより多く走っていた」と語ったセントロカンピスタは、批判がチームに与えた影響をこう説明しました。

「批判を受けていると感じた時や、物事が上手くいっていない時はいつだって辛いものだよ。それはこのチームが勝ち続けたがっている、成長を続けたがっているということなんだ。そうでない時の方が、僕は心配していただろう」

大きな混乱を呼んだスポーツ外の出来事(ネイマール問題とロセイ辞任)はチームに影響したか?との問いには、「影響したと言うと、それは言い訳になるだろう。個人的にはNOだよ」と答えたセスクです。

プジョルの退団、チャビの後継者

一方、親友でもあるカピタン・プジョルのバルサ退団に関しては「僕は数日前から知っていたけど、すごく悲しかった。バルセロニズモの伝説がクラブを去るんだ。怪我でそうなってしまったのは残念なこと。大抵の人なら、僕はここに残って2年間給料をもらうと言っただろう。彼は品位を示したんだ」とコメント。自分のことをチャビの後継者だと思うか、との質問には、こう見解を示しました。

「自分がチャビの役割をこなしているとは思わない。彼は唯一の存在だし、どんなに探しても、チャビのような選手は出てこないだろう。チャビの後継となる責任を負う選手は、かなりの精神的な強さが求められるよ。多くの比較に晒されるだろうし、それはおそらく不公平なものだろうからね。それにチームやファンはプレーの変化になれなければならない。彼がいなくなれば、バルサは少し別のチームになる。それが良いか悪いかは分からないけれど、同じではないのは間違いないよ

そしてチャンピオンズ1/4ファイナルの対戦希望チームについては、「マドリーとバイエルンは避けたいか?そりゃあね。でもチェルシーやPSGといったクオリティを上げたチームもいるし、ここからはどんなチームも難しいよ」と語ったセントロカンピスタです。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました