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セスク「全てが上手くいくと確信してる」

 

来季はきっと上手くいく、と確信しているセントロカンピスタ。

ラ・ロハが地元ブラジルに完敗することになったコンフェデ杯決勝。もしペドロのあのシュートが決まっていれば、、、などのIFは幾つか存在するわけですが、そのうちの一つが、もしセスク・ファブレガスがこの試合に出ていたならば、、、というものです。この試合での両チームのプレーからすれば、結果にはおそらく影響はなかったと思いますが、ナイジェリア戦で怪我をするまでは良いパフォーマンスの“10番”だっただけにラ・ロハにとっても痛い離脱となりました。「いつかはブラジルと決勝でプレーするのが夢だった」(SPORT紙)と語っているセスクですから、さぞ残念だったことでしょう。

 

出場したかったブラジルとの決勝戦

コンフェデ杯のグループリーグで伸び伸びとプレーするセスクの姿に、こんな彼をバルサでも見たい、と思ったクレは多かったはずです。グループリーグの最終戦で運悪く負傷したラ・ロハの“10番”でしたが、このブラジル戦にはおそらくは間に合うと見られていました。SPORT紙などの現地メディアでは先発復帰だと読んでいましたし、同紙には決勝当日、セスクのインタビューが掲載されていて、「新しいチームメイト(ネイマール)と対戦するのは楽しみですね?」「僕らはこの1ヶ月、優勝することだけに集中してきた。それ以外のことは考えてないよ」なんて問答もされています。なので、途中出場すらないのは意外でした。

そのインタビューでセスクはネイマールについて、「たくさんのことを学び、僕らを助けてくれるだろう」とコメント。御大クライフが“ネイマールが加入したことで、私ならメッシの売却も考える”と語った件に関しては、「レオはチームで一番大事な選手で、彼に匹敵する者はいないよ。チームやクラブにとって存在がこれほど大きな彼が、バルサにいないなんて考えられない」と反論をしています。

ちなみに… セスクは子供の頃からブラジル人たちの織り成すプレーが好きで、ファンとしてカンプノウに通い、バルサの下部組織に入る中で、バルサの歴代Rたちにはずいぶん魅了されたそうです。「ブラジル人選手はチームのベストだったよね。僕はポジションが違っていたから、たぶん別の選手を目で追っていたけれど、スペクタクルやリーダーシップではブラジル人たちがより輝いていたよ」

 

目標はバルサで成功すること

さてこのインタビューでの一番のポイントは、セスクが自らについて語っているところです。新シーズンへの抱負を訊ねられたファブレガスはまず、「ものすごく楽しみにしてるし、是非ポジションを勝ち取りたいね。僕は戦い、競い、何よりもタイトルを勝ち取りたいんだ… (バルサへ)戻るのに僕はすごく苦労をしたし、そのために戦ったよ。だからチャンスを手にしたなら、それを活かさなければならない。ここで成功するという目標を失ってはいけないんだ」と宣言。さらにこう続けています。

僕は自分の本能を信じているし、自分が与えられるものも信じてる。もし自分がバルサのレベルにないと思うなら、二度もそう考えなかっただろう。僕はトレーニングでハードに汗を流しているし、試合ではベストを尽くそうとしている。上手くいく時もあるし、そうでない時もあるけれど、全てが上手くいくと僕は確信しているよ

そして2012/13シーズンは「優れない時期も幾つかあったけれど、来年はずっと良くなるだろう。ティトは元気だし、僕らにエネルギーを与えてくれる」とポジティブに思考するセスクは、バイエルン戦の7-0に関してはこう述べています。

スポーツでも人生でも、熱くなってる瞬間に下す決断は最悪の結果となるものさ。バイエルンに敗れた後は、全てを変えろという方向に向かっていた。それはとりわけビッグクラブなら、いつも起こることだよ。必要なのはもっと落ち着いて決断すること。その最たる例がバイエルンさ。彼らは3度目となるチャンピオンズ決勝を、過去2回とほとんど同じメンバーで勝ったんだ。トリプレッテを達成したペップチームも、その前の2年は無冠で、みんなは全てを変えたがっていた。その後に彼らは、ダニ・アルベスとピケを加えた以外はほとんど同じメンバーで歴史を作った。落ち着いて進む必要があるんだ」

セスクに関しては実はもう一つ、MUNDO DEPORTIVO紙によるさらに興味深いインタビューがありますので、そちらは機会があればまた後日。

 

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