自叙伝で友人たちの人となりを紹介。
ペドロ・ロドリゲスが少し前に出版した自叙伝”Voluntad de campeon”(直訳するとチャンピオンの意志”)。これまでの選手としての道のりを振り返ったり、ペップチームでブレイクした際のことなどが記されたりしているそうなのですが、どうやらこちら、その他にもロッカールームの友人たちについての1×1(個人評)が紹介されているそうでして。その(たぶん)一部がSPORT紙に紹介されていますので、こちらでも取り上げてみます。かなり褒め殺しなところがあったり、ほほうと思うところがあったり、興味深いです^^
■ビクトル・バルデス
「信じられないほどビッグなハートを持った人物。キャラクター(芯)があって愉快。いつも笑っている。疲れ知らずで働き、責任感があり、常にチームメイトを気遣いながら生きている。強いメンタリティの持ち主。僕から見れば、彼はポルテーロとして相応しい評価を受けていない。彼はおそらく今現在、世界最高のポルテーロだ。前に出るのが上手で、足元のテクニックは天下一品」
■カルレス・プジョル
「バルセロナの価値、仕事の文化、努力を表している人。そのうえ謙虚で、すごい競争力がある。マジメで仕事への規律があり、知的で陽気で感じが良くて前向きで、すごいエネルギーに満ちている。偉大な競争者で粘り強く、いつも向上し、学ぼうという熱意を持っている。選手としては、クラブ史上最高のデフェンサのひとり。ピケと鉄壁のペアを組んでいる」
■ジェラール・ピケ
「おもしろいヤツ。いつもふざけている。チームを陽気に、よい雰囲気にしている。感じが良くて、話が面白い。良きチームメイトにして、最高のハートを持っている。笑い声と笑顔でまわりにエネルギーを振りまく。少し元気のないときに彼に会えば、感謝をしたくなるタイプ。選手としては、輝けるセントラル」
■チャビ・エルナンデス
「いつもチームメイトのことを気遣っていて、適切な言葉で励まし、助けてくれる。活力があって積極的。話も楽しくて、冗談が好き。周りを良い雰囲気にする人。親切でとても親しい性格。選手としては、すごい才能を持っている。チームの頭脳。チャビはひとつの伝説だ。天才にしてピッチ内外での重要人物」
■セルヒオ・ブスケツ
「バルサCで何試合かと、グアルディオラ監督率いるバルサBで一緒だった。それにセルヒオは良い友人でもある。いつも話を聞いてくれるので、相談に乗ってもらっていた。信頼のおける人物。すばらしい心の持ち主。素朴で謙虚で感じがいい。何度も一緒にご飯を食べにいったり、ゲームをして遊んだりしたね」
■レオ・メッシ
「地に足をつけていて、謙虚で働き者でプロフェッショナル。大きな野心とパーソナリティ、責任感を持っている。選手としては、彼に比較できる者はこの地球上にいないと思う。唯一の才能を持ったフットボル選手。いずれは歴代最高の選手として認められることになると確信している」
■アンドレス・イニエスタ
「才気ある人物。社交的で、好感度高し」
■ダビド・ビジャ
「度量が大きく、ビッグなハートの持ち主。面白い人」
■セスク・ファブレガス
「陽気で愉快でおっとり者。ピッチでは強いキャラクターを示す」
■ホセ・マヌエル・ピント
「連帯感が強くてユーモアのセンスがすごい。責任感ある働き者」
■イブラヒム・アフェライ
「いつも努力している。ものすごく優しい」
■ハビエル・マスチェラーノ
「リーダーのキャラクター」
■ケイタとアビダル
「彼らはエネルギッシュで強く、物静かで陽気。振る舞いも模範的」
■ボージャン・ケルキック
「すごく好い人間で、常に落ち着いていて忍耐強く、明るい。彼からは多くのことを学んだ」
■シルビーニョ
「優しさあふれるクラック。とても魅力的で礼儀正しい。すばらしい人物。僕がトップチームに上がった頃、世話を焼いてくれた人」
■ティエリ・アンリ
「僕にプロフェッショナル精神を示してくれた人。向上するためのアドバイスをくれて、僕を助けてくれた。どのような状況においても、仲間意識や一流さを証明していた」
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