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陰のキーパーソン、マラキアス代理人

 

ネイマール移籍のために働く中で、かなりの圧力を受けたと代理人。

今回のバルサのネイマール獲得策戦において、非常に重要な役割を果たしたのがマルキーニョス・マラキアス代理人です。こちらのコーナーでも何度か名前が登場している彼ですが、彼が”バルサチーム”に入ったのは昨年の12月。ブラジルでバルサのエージェントとして働いているアンドレ・クリーに請われ、ネイマール作戦を進展させるためにチーム入りしたのです。その決断は大成功となり、世界が注目するクラックはマドリーではなくバルサを挑戦の場に選んだ。マラキアス代理人、グッジョブであります。

 

移籍実現の中心人物

マラキアス代理人とネイマール右の写真でネイマールと写っている、とっても優しそうな印象の人物がマルキーニョス・マラキアス代理人です。彼は自身のインスタグラム・アカウントにネイマールとの写真をアップしていて、そこからは2人の関係の良さが伝わってくる。彼と若きクラックは職業上の仲というより、友達として仲良しのようです。ネイの公式代理人はマドリーファンのワグネル・リベイロであります。

昨年12月、ブラジルにてバルサのエージェントを務めるアンドレ・クリーはこのマラキアス代理人に協力を請い、了承した彼をネイマール父へと紹介しました。そこから彼はネイマール一家を常に支えるようになり、クラックは彼をとことん信頼するようになっていったのです。28日付のSPORT紙には、そんなマラキアス代理人のインタビューが紹介されています。オペレーションの中心にいた人物だけに、とても興味深い内容です。

 

白い圧力

インタビューはまず、”ミッション・コンプリートですね。嬉しいですか?”との問いから始まっています。「とてもね。すごいプレッシャーでしたよ。ネイマールをバルサでプレーさせるため、私たちは言葉では表せないほどに働き、今はそれが現実となったのです。私たちはネイマールの望みを現実にしました」

その途中で彼らは、「想像もつかないような、あらゆるものを見た」と言います。そして例えば?と訊ねられた彼は、こう答えました。「私は様々なオファーを受けましたよ。私を買収するもの、私がバルサのために働くのを止めさせようとするもの、私の付く側を変えてマドリーへ行かせようとするものなどです。ギアのピースは私だけでしたからね・・・ プレッシャーはとても強かった。ネイマールの父親にはひっきりなしに、マドリーのオファーを受け入れるよう求められてきました。けれども彼は断固としていた。バルサでのプレーを希望する息子のために、彼は働いたのです

マラキアス代理人によると、「この移籍で私が手にした結論、それはネイマール父が続くべき手本である点です。彼は常に家族のことを見、2人の子供の幸せのために24時間働いている」。つまりはネイマールJr.がカンプノウでのプレーを夢見て、それをとことん支える父がいた時点で、白組さんに勝機はなかったのです。「おカネのためだけであれば、ネイマールはマドリーに行ったでしょう。その差はものすごく大きいですから。マドリーはネイマールの考えを変えようと強い圧力をかけてきました。けれどもバルサには、数字では表せない魅力があります」

ちなみにこのマラキアス代理人、息子のキコくんと共に、かなり熱心なバルサファンだそうです。マドリディスタのリベイロ氏ではなく、もう彼がネイマールの正式な代理人になればいいのに。ケイリソンとエンリケは彼の顧客です。

 

「ネイマールはメッシの絶対的なファン」

マドリーからのオファーは、「ある種、驚くほどだった。他のクラブとは別ものだった」と語る代理人氏は、何故ネイマールがそれほど強くバルサでのプレーを望んだのかとの問いに、「小さい頃からファンだったのと、世界最高選手であるメッシと一緒にプレーすることに魅かれた」と回答。「ネイマールはメッシの絶対的なファンです。メッシにもチームメイトたちにも(ネイは)大歓迎されるでしょう。クラブはすでに数ヶ月前から、ネイマールに関してレオと話をしています。それにネイマールはレオと同じようにとても謙虚な性格です」と、両クラックの関係に心配は要らないだろうとの見解を示しています。

そして質問はネイマール一家へ。彼らはどんな家族かと訊かれたマラキアス氏は、こう説明しています。「素朴で謙虚な、子供たちの幸せを求める家族です。私たちの誰もが知っているあるクラブは、彼らに巨額のオファーを出してきました。でも彼らにはそれは重要ではなかった。彼らに関心があったのは、幸せになれるかの一点だけ。そしてネイマールはバルセロナで幸せになるでしょう」

とても素敵なファミリーのようです。ところでメディアによく現れる父に比べ、母ナジーネさんがベールに包まれている件については、「ネイマールの父が家族を守っているのです。彼女が世に知られないよう、自由を失わないように彼がそうしている」と代理人氏。妹のラファエラさんについては、「ネイマールととても仲良し」だそうです。「家族はいつもジュニーニョ(一家はネイマールをそう呼んでいる)を支えてきましたし、彼が世界最高のクラブでプレーすることになった今も、同じように支え続けていくでしょう。ネイマールにとっては、家族が基本なのです」

 

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