バルサBの昇格作戦:アンスも助太刀し達成を狙う

セグンダAへの昇格プレーオフに参加するバルサB、目標まであと少し
スポーツ面・経済面で利益が大きいため、全力を挙げて勝負に挑む

6月中旬のラ・リーガ再開に向け、異例となるシーズン途中のプレシーズンに取り組んでいる選手たち。目指すは残る11試合をプレーした結果による大会優勝です。一方、弟分のバルサBにも重要なる目標ができました。そう、セグンダ・ディビシオン昇格。昇格者決定プレーオフへの参加を認められたピミエンタチームは、アンス・ファティを助っ人にするなど、全力でこの挑戦に挑みます。

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バルサBはグループ3の2位

セグンダB以下のカテゴリーを打ち切りとし、上位カテゴリーへの昇格チームは中立地でのプレーオフによって決定する(+降格はない)旨を、スペインフットボール連盟(RFEF)が5月8日に発表しています。

プリメーラやセグンダは全国区で、ラ・リーガの運営ですが、セグンダB以下はアマチュアリーグでRFEFの管轄。セグンダBは地方によって4グループに分かれている。

そのプレーオフへの出場資格は、各グループの上位4チームであること(4×4の16チーム)。
バルサBはグループ3にてカステリョンに次ぐ2位のために、無事出場権を獲得です。リーグ中断時に首位のチームしかプレーオフに行けないんじゃ・・・とも心配されていたので、これは良かった。
ちなみにレアル・マドリー・カスティージャは残念ながらグループ1の7位だったので、来季もセグンダBが確定してます。ああ残念。

中立地でのトーナメント

プレーオフの大会形式は、中立地での一発勝負によるトーナメントです(もちろん無観客)。コロナウイルス禍の状況次第となるため、開催地や開催日程はまだ決定していません。

通常の昇格プレーオフ同様、各グループの首位チームには特典が与えられる模様。2位のバルサBは他グループの4位チーム(ペーニャ・デポルティバ・デ・イビサ、バジャドリーB、イェクラノ)のいずれかと対戦し、勝てば次のラウンドへと駒を進めます。

そして決勝まで残れば、昇格となる。3試合に勝てば決勝進出なので、つまりは昇格まであと3勝なわけです。

(バルサBの若者たちにとっては、熱狂的な相手スタジアムよりも無観客のほうがやりやすいかもしれない)

アンス・ファティの出番

あと3勝となると俄然、このチャンスを逃したくはないとの欲求が湧いてきます。ここに総力を投入せずして、どうするのか。ということで白羽の矢が立つと5月16日版SPORTが取り上げているのが、アンス・ファティ(17)です。

アンスはバルサBの契約にはなっていますが、昨年夏にフベニールAから直接ファーストチームに呼ばれてからは事実上ファーストチームの一員として行動しているので、バルサBで試合に出たことはありません。招集さえもされたことがない。
そんなアンスゆえにフィリアル(Bチーム)に助太刀にいくことになれば、ありきたりな表現になりますが、ガルシア・ピミエンタにとっては頼れる“補強”となります。

あとはそう、セグンダBの各チームはまだCOVID-19による閉居生活を続けていますが、バルサBの主力たち(イニャキ・ペーニャアラウホコリャドモンチュリキ・プッチ、そしてファティ)はキケ・セティエンに呼ばれてすでにファーストチーム選手たちとトレーニングを開始しているんですよね。

フォームを上げてプレーオフに臨める点において、これは有利となるでしょう。
バルサBなどのチームは、早ければ今週金曜あたりからトレーニングが許可される見込みだそうです。

昇格することによる利点

競争力のあるセグンダAへと昇格することによる利点としては、未来のファーストチーム選手にと期待される有望な若手を、他のセグンダAのクラブへと貸し出さないで良くなる点が大きいです。

バルサBには、クラブが契約更新を目論んでいるアレックス・コリャドモンチュ、それに来季から加入が決まっているペドリ(現ラス・パルマス)のような「セグンダBの器ではもう小さいけれども、ファーストチームには枠がない選手」が数名おり、セグンダBのままだと彼らを伸ばすためにはレンタル(もしくは買い戻しオプション付きの移籍)を検討しなければならなくなってきます。

彼らをバルサBに残しつつ、ファーストチームの必要などに応じて招集することが、セグンダAに昇格すれば可能となる。コリャドやリキらは、それでも1シーズンもすればプリメーラでプレーすべき存在となるでしょうが、1年間はセグンダで戦うのも受け入れるでしょう。

アンス・ファティにしても、ファーストチームとトレーニングをしつつ、バルサBでプレーできるなら越したことはない。
持てるチーム力を総動員して、なんとかかんとか昇格をやってのけられるよう応援です。

さらにSPORTによると、昇格は経済面でもプラスをもたらすという。
プロリーグであるセグンダAはテレビ放映権収入なるものが得られるので、バルサBはざっと1,000万ユーロの収入増になるそうで、コロナウイルス危機で金欠状況のクラブとすれば、これは欲しい。

 

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