チグロが語るイブラとメッシ

ギガクラックの知られざるエピソード。

数日前にジェレミー・マテューのバルサ入団が発表された際、セントラルの獲得は2009年のドミトロ・チグリンスキー以来5年ぶりだ、とのニュースが流れました。ペップの肝いりでカンプノウへとやって来たけれど、わずか1年でドネツクへと戻ることになったウクライナ人セントラル。短い期間ながらもチグロはそのバルサ生活に好い思い出を抱いているようで、 Sovietskiy Sport Futbol なる雑誌のインタビューのなかで、ズラタン・イブラヒモビッチの勝気なキャラクターや、内気な性格で知られるリオネル・メッシの内面に関するエピソードを披露しています。

強烈なるイブラ

まずは強烈な個性でクレに強いインパクトを残したズラタン・イブラヒモビッチについては、チグリンスキーはその勝気な性格に良い意味で驚かされたそうです。セントラル曰く、「ある日彼は僕にこう言うんだ。“自分がトレーニングで一番だった時、オレは神になったような感覚で試合に臨んでいる”」。チグリンはそして、イブラがいかなる練習においても負けることを良しとせず、バルサでは「世界を相手に戦っていた」と付け加えています。

チグリンスキーはさらに、イブラヒモビッチにとっては相手がチームの重鎮であるかどうかは関係なく、アンドレス・イニエスタチャビ・エルナンデスに対しても遠慮なくモノを言っていた、と説明しました。「“おい、ピエロたち、キミらはボールをどこへパスしてんだ?”って言うんだ。イブラは信じられないよ。もちろん、彼の性格は監督との間に軋轢を生んだかもしれないけれど、選手やチームメイトとしては、彼は最高だった

メッシのヒミツ

各所で宇宙人と表現されるフットボルモンスターのレオ・メッシも、衝撃的な選手でした。チグロが言うには、「試合で見られる彼はトレーニングでの30%程度」とのことで、練習中のレオはえげつないほどの小技を出しまくっているのでしょう。前述のスウェーデン人デランテロとの比較では、セントラルはこう言います。「イブラヒモビッチが常にリーダーであるとを感じる必要があったのに対し、メッシはどっちでもいい様子だった

チグリンはそして、レオの性格についてこんな話も明かしています。「メッシはいつもロッカーの中に手紙やプレゼント、キャンディーがいっぱいに詰まった箱をしまってたよ。偶然に一度、彼と一緒に食事をする機会があったんだけれど、彼はどの場所でも、もう何年間もポケットマネーからは全然おカネを払えないって言ってた。レストラインに入ると招待されるし、ガソリンを入れに行ってもそうだってね」。払えない、との表現から、どこへ行ってもスーパースターは“いやいやいや、お支払いなんて結構!”となるみたいです。

メディアにおいてもギガクラックなメッシゆえ、世間の目に晒されることでは一般人の想像もつかない世界で彼は暮らしています。それゆえに独りの世界に入ることが必要なのだろう、とチグリンスキーは考えます。「カメのように頭を甲羅に突っ込むんだ。トレーニングが終わった後はいつも、ケイタイで独りで遊んでいたり、別のことを考えてリラックスをしている彼の姿が見られたよ

イニエスタ、チャビ、ペップを称賛

チグロはバルサの他のクラックたちについてもコメントをしていて、アンドレス・イニエスタに関しては、「彼に対してはどんな形でボールを送っても大丈夫なんだ。それを彼は、世界で一番簡単なことのようにコントロールして処理してしまう」と称賛。もうひとりの天才チャビについては、「教科書のような選手。彼の決断は常に完璧だ」と称えています。

しかしチグリンスキーが最も褒め称えたのは、彼をバルサへと呼び、好く扱ってもくれたペップ・グアルディオラでした。ウクライナのセントラルは言います。「ペップは僕に対していつも誠実だった。もう少し頻繁にゲームに出ていれば、僕は残留していたと思うんだ。グアルディオラは誰からも愛されていたよ。彼はセンチメンタルな監督で、時々は涙もこぼしていた。彼がチームに着てからグループの雰囲気は好くなったと、たくさんのチームメイトが言っていたよ」

 

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