“爆弾”はアルダ?

ルイス・エンリケの要求で前会長が動いたと。

数日前、ジョゼップ・マリア・バルトメウ前会長/次期会長プレ候補が、リーガでプレーするトップクラスのセントロカンピスタの移籍で相手先クラブの会長と話をつけている、とのニュースがメディアに流れました。その際は“スペイン人選手”だとの情報がありましたので、コケか?イスコか?パレホか?などの推測がなされたのですが、選挙の“爆弾”として使うにはインパクトに欠けていたり、所属クラブが出すわけがなかったりと決定打にかけていました。そして26日(金)のMD紙が分かった!と手をあげ、それはアルダ・トゥランです、と宣言。結構しっくりくる答えです。

キープ力のあるファイター

アルダ・トゥラン(28)といえば、高度なテクニックを要しながらも派手さはなく、ドリブルが得意ながらも度肝を抜く凄味はなく(けなしていません)、しかしながら抜群の安定感と効果的な飛び出しでアトレティコの攻撃の中心となっている選手の印象です。なんといってもハードワーカーで、ファイター。そのあたりの泥臭さや運動量と、キープ力を兼ねたところがルイス・エンリケの好みにジャストフィットしているようで、MD紙によるとアルダは、ルーチョによる獲得希望リストの最上位に位置している選手なんだそうです。勝利に飢えた感じも、歴史的三冠を達成したチームにはプラスになりそうです。

夏が巡り来るたびにビッグクラブが狙っているとのニュースの流れるアルダ。MD紙によると彼は、自分のビセンテ・カルデロン時代はもう終わりを迎えたと考えていますアトレティコとの契約は2017年6月まで残っていますが、彼にそれを全うする意思はなく、願うのは赤白マドリーよりも上位のクラブにてタイトル獲得に燃えるシーズンを過ごし、栄冠を手にすること。三十路が徐々に近づくことで、その気持ちはより強くなっているのでしょう。

このトルコ代表セントロカンピスタの契約書に設定されている解除金は4,100万ユーロだそうです。リーガですでに存分に実力を証明している選手としては、バルサであれば問題なく用意できるお手頃価格。昨今のクレイジーなマーケット状況を見ていると、その実力はイニエスタに次ぐレベルと評価される彼ですし、安い部類に入るといえましょう。もしアルダが(4ヶ月プレー出来ない)バルサ行きでOKとするなら、オペレーションは早々に完了しそうです。MD紙によると、アトレティコもアルダが去ることは止むなしと考えており、交渉に応じてくれるようなので、4,000万ユーロ以下で移籍成立になるかも知れません。バンバン監督のユナイテッドは3,900万ユーロのオファーを出しているとASは伝えています。

また、バルサユニフォームの左袖に付いているBekoはトルコの家電メイカーということで、そっち方面でもプラスになりそうです。

物語は急展開するか?

アルダ・トゥランはリバポーの大ファンらしく、代理人氏もプレミア云々と発言していたようなので、これまではチェルシーやマンチェスター・ユナイテッドなどのビッグクラブへと移籍するのではないか、と見られていました。が、ルイス・エンリケの任を受けたバルトメウ次期会長プレ候補がそこに介入したなら、物語は大きく変化するかもしれません。まあ、まだ単なるウワサの段階ですので、この夏の爆弾が本当にアルダなのか、今しばらく待ってみることにしましょう。

一方でライバル紙SPORTは26日の紙面で、ルイス・エンリケはチャビの抜けたインテリオールを埋めることを求めていて、その候補としてビセンテ・イボーラ(セビージャ、27歳)、ダニ・パレホ(バレンシア、26歳)、セルジ・ダルデル(マラガ、21歳)をピックアップしていると報じています。しかもルーチョはその選手にプレシーズン開始時からチームに加わることを望んでいるので(親善試合に多く出したい)、オペレーションは新会長が決定する7月18日を待たずに終わるであろうとも。さて、どっちの予想が当たっているのでしょうか。

追記。インテリオールの重要な戦力としてこの夏でバルサに戻ってくると言われていたデニス・スアレス(セビージャに貸し出し中)は、FIFAが登録できるのは冬からとの見解を示し、モンチSDが退団を否定したことで、夏の復帰はなくなりました。残念なり!

 

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