ベルマーレン 3番手に浮上か

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マテュー、バルトラよりも前に出た感じ。

スーペルコパでの副審への暴言によって、リーガでの4試合出場停止を命じられたジェラール・ピケの穴をいかにして埋めるかはこの難しい試合の続くバルサにおけるルイス・エンリケの宿題の一つですが、どうやらその解決策となりそうなのがトーマス・ベルマーレンです。先週末のサン・マメスではマスチェラーノとコンビを組んで先発フル出場し、パス92本、ボール奪取11回、ボール喪失1回、犯したファール1回、もらったカード1枚と上々の活躍を示したベルギー人セントラル。これによってベルマーレンがセントラルの序列3番手へと浮上し、ピケ不在の間は先発として起用されるのではないかとの見方が強まっています。

苦難のシーズンを経て、再起を目指す

この数年間、バルサの課題であったセントラルの補強を終わらせるべく、前スポーツディレクターのアンドニ・スビサレッタ(とルイス・エンリケ)によって選ばれた選手がジェレミー・マテュートーマス・ベルマーレンでした。夏のムンディアルで負傷し、治療中での入団だったのでバルセロニズモはそのオペレーションを不安視しましたが、入団プレゼンテーションでのスビ曰く、「即戦力としての獲得」。しかしトーマスの右太ももはいつになっても回復せず、9月末にバルサBでの練習試合に出場したかと思えば違和感が出たらしく別メニュー調整、結局11月末にフィンランドで手術を行うこととなり、クレが総ずっこけしたのが思い出されます。ようやく出場許可を手にしたのは4月末、公式戦への出場はリーガ最終節のデポルティーボ戦の62分のみでした。

そうして失われた1年間を取り戻すべく、相当な期待とナニクソ根性をもって臨んだであろうこの2015年のプレシーズン。ルイス・エンリケは彼を積極的に起用し、出場時間はポジションを争うマルク・バルトラとほぼ同等だったそうです。そのバルトラとコンビを組んだアスレティックとのスーペルコパ・イダは、メンバーを大きく入れ替えたことも災いして4-0の大敗。しかしその9日後の同じくサン・マメス(リーガ)ではベルマーレンは堅実な守備によって監督とファンに好アピールし、ぐいっと評価を上げています。ビルバオ戦でのスポーツ紙の評価点も軒並みチームトップでした。

安定した守備

ジェラール・ピケが起用できないアスレティック・クルブとのリーガ開幕節で、注目はハビエル・マスチェラーノのパートナーをベルマーレンバルトラのどちらが務めるのか?に集まりました。そこでミスターが選んだのは経験値で上回っているベルギー人セントラル。この夏のバルトラはレギュラー獲りに燃えているはずなのですが、空回りしている感じで、現時点での信頼度ではベルマーレンの方が上回っているのは確かでしょう。MD紙ウェブのアンケート調査でも、ピケの代役はベルマーレンが務めるべきとの回答がなんと85%にも達しています(3,262票時点。バルトラは11%)。

トーマス・ベルマーレンの第一の良さは、守備の安定感です。バルサ戦ではダイレクトなフットボルを用意し、アドゥリスへと目掛けてロングボールやクロスを送り込んできたバルベルデ監督でしたが、27日のSPORT紙によれば、ベルギー人セントラルはバスク人デランテロとの13回の対決のうち、9回に勝利。しかしアドゥリスが得意とする空中戦でトーマスが負けたのはわずか1回だけであり、それゆえにこの数字は評価しなければならないと同紙は称えています。

その他、ベルマーレンスサエタエラソとのロングボール処理合戦にも勝利しており、アスレティックがセカンドボールをほとんど拾えなかった点を指摘。ビルバオがこの試合でほとんどチャンスを作れなかった要因の一つとなっていました。

それだけでなく、ベルマーレンはアスレティック選手の動きを的確に予測し、エラソ、アドゥリスとの1対1にも勝利。裏を取らせることもなく、ラインを高く上げるバルサのプレー方式においてこの要素は非常に重要である、とSPORTは称えています。エリア横からのベニャによる4度のフリーキックも、2回のコーナーキックも、バルサ守備陣とベルマーレンは上手に守って相手にチャンスを与えず(シュートを許したのは前述のアドゥリスの1回のみ)。チームの0-1での勝利に貢献しました。

犯したファールは64分の1回のみ。ラフィーニャがボールを失い、カウンターを摘むために敢えて犯したテクニカルファールで、案の定カードが提示されています。ここでカードをもらわずに止められれば上々ですが、シーズン序盤で試合間隔も乏しい今は仕方なし、とのことです。昨シーズンは62分しかプレーしなかったわけですし。基本的にリスクを冒さず、無理をせずが、このアスレティック戦でのベルマーレンの好守備の理由だったとのことです。

パス供給に課題

守備面での狙いがうまくハマった一方で、ベルマーレンのもう一つの持ち味である最終ラインからのパス供給は不発でした。またまたSPORT紙のデータからですが、トーマスはアスレティック戦で57回、ブラボ、マスチェラーノ、ジョルディ・アルバとボール交換をしたそうです。しかしそれらはいずれもパスコースを作ってボールを受け、パスが届けば無難にまた短いボールを渡しというもので、縦へのロングボールはわずかに2回。どちらも前線の味方選手には届かず、失敗となっています。チーム全体としてボールを受ける動きが少なく、ベルマーレンのパスへの信頼もまだ十分でないことも、その一因のようです。

しかしベルマーレンといえば足元の技術にも定評のある選手ですし、パスも長所のひとつだと聞きます。さらに希少価値の高い左利き。バルサのセントラルとして獲得するのですから、その点も期待されているわけで、試合出場を重ねるにつれてその実力が発揮されていくことを期待です。この点で図抜けているピケに彼が近づいていけば、チームとして心強いことこの上なし。まだバルサのベルマーレンは始まったばかりなので、これからですな。そして最終的に我々がスビサレッタに、「あの時は批判してすんません」と詫びていますように。。。

不安定なマルク・バルトラ

ベルマーレンがそうして好感触を得ているのに対し、イレギュラーなプレーで少々心配なのがマルク・バルトラです。ピケが28歳、ベルマーレンが29歳ですから、24歳のバルトラには是非次の世代の中心になってほしいのですが、最近は迷いの小道に入り込んでいるようで。。なにか上手くいかないことで、複雑に考えすぎているのかもしれません。そのあたりはコーチ陣からのアドバイスも出ているでしょうから、集中してひとつずつ確実にボールを刈り取り、上昇へと繋げていってほしいです。

先週木曜日の選手当番会見に登場したマルク・バルトラは、次のようにコメントしています。「ピケの出場停止によって僕に出番が回ってくるかもしれないね。でも僕がしたいのはささやかな貢献というより、でっかい貢献なんだ。僕は以前よりずいぶんと成熟したし、前進していくための意欲もエネルギーもポジティブさも持っている。今は公私ともに良い瞬間だよ。僕はここに残ることがベストの道だと感じたわけで、難しいだろうとは知っているけれど、自分の思いを通してこのチームで成功するんだという意欲はものすごくある」。ビッグクラブで成功するにはメンタルの強さが不可欠。負けるなマルク!ファイト!

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