ベルナベウを貸したくないマドリー

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毎年恒例、国王杯決勝の舞台を巡る悶着。

毎年毎年、飽きもせずに繰り返される混乱の一つに、“コパ・デル・レイ決勝会場をどこにするのか決まらない問題”があります。それは特にFCバルセロナがコパ・デル・レイのファイナリストになった場合に顕著で、ここ数年は揉めに揉めての会場決定となることがしばしば。その一番の理由は、レアル・マドリーさんがサンチャゴ・ベルナベウを貸し渋ってくれることにあります。カンプノウを除けばスペインで最も大きく収容人数の多いスタジアムなんですから、快く貸してくれれば良いのに、今年もまた彼らは拒み続けそうな様相。どうしてそこまで頑なに貸してくれないんでしょうか。王立の名を冠するクラブなのに、国王さんが御出でになる決勝戦を拒むなんて。

頑なにベルナベウを提供せず

FCバルセロナはなにも、サンチャゴ・ベルナベウの驚くほどに豪華だというホームチーム用ロッカールームに踏み入り、ここぞとばかりにイタズラをしたいわけではありません。ベルナベウは首都の名声あるクラブのスタジアムだけあって、81,044人なるすばらしい収容人数を誇る、欧州有数のフットボル競技場です。この収容人数の多さが、ファイナルの舞台には非常に重要。それはすなわち一人でも多くのファンが応援に駆けつけられるということですから、クラブの権利や利益を守るためにも、大きなスタジアムを求めるのはごく当然の主張でしょう。ベルナベウにバルサイムノを流してマドリディスタを煩わせよう、なんて気持ちは、これっぽっちもありません。

(コパ決勝のチケットは決勝進出2クラブとRFEFによって3等分されるので、ベルナベウなら各26,000枚ずつの分配となる)

なのにレアル・マドリーさんは快く首を縦に振ってはくれず、4年前のアスレティック対バルサの時はトイレの改修工事を理由に貸し出しを拒否。2年前はバルサ対マドリーだったために割りと混乱なくメスタージャに決まったと記憶しますが、去年のアスレティック対バルセロナでもマドリーは断固として拒み続け、結局これといった理由の提示すらなく門前払いでした。市の観光業の人たちにすれば、大きな収入源を放棄するこの貸し出し拒否は不満だったようです。

そして悶着の末に、去年のコパ決勝会場はカンプノウに決定。バルセロニスタとしましては、この苦肉の策によってカピタン・チャビアンドレス・イニエスタが二人でトロフィーを掲げる名場面や、レオ・メッシのゴラッソなどを見れて満足だったわけですが、残念ながら今年は同じ方法は使えません。SPORTやMDによると、コパ決勝が行われる5月21日(土)はもうすでにブルース・スプリングスティーンのコンサート予定が入っているのでフットボルは出来ないそうです。

19年前のトラウマ

レアル・マドリーがいかなる場合においてもサンチャゴ・ベルナベウの貸し出しを拒んでいるわけではありません。SPORTによりますと、大会名がコパ・デル・ヘネラリシモ(総統杯)からコパ・デル・レイ(国王杯)へと変わった1976/77シーズン以降、ベルナベウでは13回のコパ決勝が開催されており、うち4回はフロレンティノ・ペレス会長時代なんだそうです。しかしながらそのなかにバルサがファイナリストだった例はなく、一方でマドリー自身がファイナリストだったことは2回あります。

ちなみに、その2回の決勝戦はマドリディスモにとって無残な結果に終わっています。クラブ創設100周年を祝うフィエスタにすることを目論んで、万全の準備をして迎えた2001/02のファイナルはデポルティーボに2-1で敗北。13年連続で負けなしとカモにしていたアトレティコが相手だった2012/13シーズンの決勝戦もまた、ついにそのデルビー無敗記録が終わる(2-1)なんてステキなオマケ付き結末で落としています。

バルセロナが最後にベルナベウにてコパ決勝をプレーしたのは、1996/97シーズンにまで遡ります。もう19年も前のことです。そしてこの決勝が、マドリディスタのトラウマになった説は今もなお有力。この試合でバルサは延長戦の末にベティスを破るのですが(3-2)、スタジアムのスピーカーからバルサイムノを何度も流されたことが語り草となっており、もう二度とベルナベウでバルサイムノを聞きたくないマドリーは、バルサ絡みでのスタジアムの貸し出しを頑なに拒み続けていると言われています。

ガスパール元会長 「勇気を持ってバルサが嫌だと言うべし」

そのマドリディスタのトラウマになったという19年前の決勝戦で、バルサのマフラーを掲げてグラウンドを走り回っていたジョアン・ガスパール元会長が昨日、ラジオ局の取材に対し、いつものように歯に衣着せぬコメントでフロレンティノ・ペレスを非難しています。

レアル・マドリーは(自分たちのスタジアムで)バルサがトロフィーを掲げるのが怖いんだよ。もしそういう理由なら、世界中に向かってその理由をちゃんと説明するべきだろう。フロレンティノ、バルサにベルナベウでプレーしてほしくないのなら、それを公に言いなさいよ。勇気を持ってそうしなさい。もしバルサソシオやセルタ、あるいはセビージャのソシオをウンザリさせたいなら、そう言いなさい」

もしマドリーがベルナベウを貸し出しのなら、自分は観戦には行かないとガスパールさんは言います。「もし彼が再びバルサイムノを4回聞きたくはない、マフラーを持った私を見たくないのなら、安心してフロレンティノ、私はスタジアムには行かないよ、と言うよ。私は自分を犠牲にし、友人たちとバルで観戦するさ」

だいぶ調子に乗ってますね、ガスパーさん^^; 今年もおそらくマドリーさんはベルナベウを貸してはくれないでしょう。近々決定するという会場は一体どこになりますでしょうか。RFEFは決然とした要求を出せますかな。

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