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ディニャ「自分はバルサスタイルの選手」

前進する上でバルセロナは完璧な場所だと仏人ラテラル。

2016年7月14日(木)、FCバルセロナの2016/17シーズン第3番目の新加入選手であるルーカス・ディニャの入団プレゼンテーションが執り行われました。獲得の公式発表があったその翌日の実施ですから、なかなかにスピーディ。急ぎで鼻の手術をしたとやらでマスクマンとなってバルセロナに降り立ち、クレを驚かせたフランス人ラテラルが入団会見で強調したのは、自分ののプレースタイルがバルサ向き選手であるとの分析でした。

クラブの信頼に全力で応えたい

バルセロナ市内の病院やシウター・エスポルティーバでのメディカルチェック、カンプノウでの契約書へのサイン儀式とフォトセッション、ユニフォーム姿に着替えてのファン向け挨拶といった新加入選手としての恒例行事を次々にこなしていったルーカス・ディニャが、アルベルト・ソレール(プロスポーツ部門責任者)、ジョルディ・メストラ(スポーツ部門の副会長)、ロベルト・フェルナンデス(スポーツディレクター)に伴われてスタジアム内にある記者会見室 Ricard Maxnechs へと現れたのは、午後1時前のことでした。

クラブの首脳陣たちから歓迎の言葉を受けたフランス人ラテラルはまず、冒頭の挨拶で次のように述べています。「この場にいれることを誇りに思います。バルサは世界最高のクラブ。これから大きな冒険が始まりますし、クラブからの信頼に僕は全力で応えなければなりませんウンティティとは何年も前からの顔見知りですが、チームに溶け込むために、カステジャーノを早く習得していきたいです」

ちなみに彼の名前 Lucas Digne ですが、バルサTVは「ルーカス・ディニャ」と発音。カタランの人たちはこれをどう読むのだろうと気になっていましたが、ようやく判明してすっきりです。響きも気に入りましたので、当サイトではこれから「ディニャ」を使っていきます。

その後の報道陣との一問一答での、フランス代表デフェンサの主なコメントは次のような感じです。

日々ベストを尽くし、向上することを目指す

自分の特徴:「僕は攻撃が大好きですが、現代のラテラルは守備もしなければならないことは分かっています。その点で僕はずいぶんと良くなっています」

目指すもの:「僕はローマとエウロコパで成熟しました。いま求めているのは安定(上手く訳せず… 堅固であること)と大きなプロジェクトで、それを僕に申し出てくれたのがバルサです。僕はまだ若いですし、もっと伸びていきたい。自分の能力を最大限に発揮できるように日々努力し、向上していきたいと思います。前進をしていく上で、バルサは完璧なクラブです」

「先発になるか、控えになるかは監督の決めることです。僕は自分のベストを尽くし、全力でトレーニングをしていきます。プレーをしたいのは全員同じです」

貢献ポイント:「攻撃の際はかなり攻め上がりますし、ボールポゼッションや連係、前線でのボール奪取など、自分はバルサによく合うスタイルの選手です。上手くフィットできると思っています。選手にはそれぞれのスタイルがありますし、持てる資質を発揮することが求められます」

ジョルディ・アルバはオーバーラップや攻撃での貢献などモダンなラテラルですが、しっかり守備もこなしている。そこが重要です。彼の試合はかなりチェックをしてきました。彼は僕が手本とするために継続的に見ている選手の一人です」

バルサのオファー:「エウロコパが始まって数日経った頃、バルサからの関心を知りました。そしてその瞬間から、絶対ここへ来るんだと決めていました。全力でトレーニングに臨み、監督に求められる時には準備OKとなっていると示していきたいです」

ジェレミーマティエウ)とは、バルサからの関心がまだハッキリとしない時に話をしました。代表合宿中はサムエルウンティティ)のバルサ入りのウワサが出ていましたから、彼と話していました。その後クラブの人から電話があり、そのうちの一人がロベルト(フェルナンデス)です」

背番号:「僕にとっては何番を着けるのかは重要ではありません。僕が望んでいたのは、ただこのシャツを着ることでした。相手いる番号を見て、それから決めます」

ということでルーカス・ディニャのバルサ選手として最初の記者会見ですが、この言葉から伝わってくるのは、彼がとても真面目そうな人であることです。毎日のトレーニングで全力を出すと何度も言っていますし、手本だと素直に認めるジョルディ・アルバを見て、いずれはレギュラーを奪い取るくらいの選手となればこの獲得も成功です。控え選手はラ・マシアから出てほしいとの希望はありますが、現状いないのなら仕方ない。つぶらな瞳の仏製ラテラルがカンプノウのアイドルとなりますよう!ガンバ!

 

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