クラックを押さえた後、ニース選手へ行く
デンベレに1億5,000万ユーロだ、コウチーニョに9,000万ユーロだと景気の良い話題が溢れているメディアの中で、個人的に関心を引かれるのはバルサがまだジャン・ミケル・セリ(ニース)との契約を目論んでいるという話です。8月8日付のSPORTによりますと、バルサはセリの周囲と連絡を取り合っていて、後で必ず伺いますので今しばらくお待ちを、と告げているらしく。まずは看板となる目玉クラックを押さえておき、それから地味目セリに向かう方針のようです。
来週オファーを出す予定
SPORT紙によると、バルサはもう数ヶ月前からセリの交渉関係を受け持っている兄と定期的に連絡を取っており、現在の各種オペレーション状況などを報告しているそうです(大雑把に、でしょうが)。双方の関係は良好で、選手側のカンプノウでのプレーを優先したいとの希望も確認が取れている。それゆえにセリはローマ移籍で合意せず、PSGからの関心に対しても一旦停止をかけているといわれます。
ロベルト・フェルナンデスを始め、バルサの交渉担当者はいま、ウスマン・デンベレやらフィリペ・コウチーニョら大物選手のオペレーションで手一杯です。なのでそれらが決着するまで、セリ側にはしばし決断を待ってくれるよう求めているそうで。クラックとの交渉に目処が付き、来週にニースのチャンピオンズ・プレーオフ(対ナポリ)第1戦がおわった後、オファーを携えニースへ向かう算段のようです。
ということでSPORTを信じるなら、バルサはセリの獲得に向かっていきます。となると中盤はますます人員整理が不可欠になるわけですが・・・ この夏のバルセロナは補強よりも放出作戦が見えてこないので、どうするつもりなのかとバルベルデならずとも気になるところです。
コメント
セルジ・ロベルトやデニス・スアレス、アルダのようなチームの必要に応じて中盤わサイドをこなせる選手の存在は大きなプラスに働くとは思いますが…… それにしても中盤は人数が多すぎますね。
1シーズンを怪我人無しで乗り切れるとは誰も思わないでしょうし、人員整理も含めて良い補強が行われるといいですね。