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バルベルデ「最高のチームを熱望する」

1つの試合で物事は終わらないと監督

バルサ監督エルネスト・バルベルデがスーペルコパ・デ・エスパーニャ第1戦での敗北を分析しています。初めて指揮をしたクラシコは、残念ながら1-3での黒星。スコアだけ見ると完敗ですが、最後にカウンターが2発決まるまではどう転ぶか分からない展開ではあったので、ミスターはチームの良い点をなるべく強調して次のように試合を振り返りました。

「必要なのは前を向いていくことだ。結果としてはかなり不利であるし、私たちよりも相手の方が有利になったことは認めなければならないけれど、第2試合が残されているからね。1つの試合に負けた、もしくは勝ったからといって物事は終わりはしない

「彼らは3得点を決めたとはいえ、私たちの状態は良かったし、こちらにはオウンゴールという不運もあったわけでね。引き分けの状況で私たちはゴラッソを食らい、その後もう一つのゴラッソを決められた。こちらが2-1に近づいた瞬間もあったけれど、フットボルとはそういうもの。危険なゾーンへとたどり着くだけでなく、そこで的を射なければならないんだ」

「全体としては両チームがそれぞれのスタイルで競い合った試合だったと思う。マドリーの危険はカウンターから生まれていた。スペースがあると彼らは非常に危険なチームだ。私たちにとっては特に2点目がダメージとなった」

「ネガティブな効果は恐れてはいないよ。一つ試合に負けた。必要なのは前を見ることだ」

「私たちは負けることが好きじゃない。ましてやタイトルの懸かった試合でマドリーには負けたくないさ。とはいえ、1-3で敗れた打撃の中にも、救い出すことのできるプレーはいくつもある」「今の私たちは少々傷ついているとはいえ、この手の負けの後はそれも理には適っている。時間が経ち、充電すればまた回復するだろう」

さらなる補強を要望

この14日付のSPORT紙は“すぐにも補強を!”との見出しでクラブに戦力強化を求めましたが、その点に関してはバルベルデさんの意見も同じようです。 「私たちはバルサであり、最高のチームを持つことを望んでいる。変更はあると確信しているし、可能なかぎり良いチームを持てることを私たちは熱望しているよ」

今回チングリさんが送り出した先発イレブンは、不在となったネイマールの位置にデウロフェウが入り、右ラテラルをアレイシ・ビダルが務めた以外、ルーチョ時代の鉄板イレブンが継続されています。後半にデニスが入り、輝きを見せたことは光明でしたが、彼が先発に食い込むようでなければ戦力は増さない。中盤は特に人数が足りているのに活きていない。パスをテンポ良くつなぎ、決定機一歩前のプレーを作る場面は何度かあったので、クラックの到来と共にチームが変わっていくと期待して応援したいところです。

 

コメント

  1. レト より:

    カウンターに弱いのは試合前から明らかでしたし決定機の数でも負けていたので
    むしろ結果は正当だったと思います。
    なにより世代交代のタイミングでネイマールに抜けられたことで
    メッシ依存の状態に逆戻りしてしまったことは大問題でしょう。
    2ndレグでも昨季の大逆転劇の立役者はもういないですし、レアルは開き直ってカウンター戦術を採るだけだと思うので今回のリプレイになる可能性が高いでしょうね。
    これで3バックを採用するなら逆にバルベルデを信じてみようと思いますが。

  2. silver より:

    刷新に向けた補強としてパウリーニョを4000万ユーロで獲得するそうですね。
    目先の戦力としては足りるでしょうが……金額が………(笑) 呆れてものも言えません

     中盤が過剰戦力状態のチームにさらに中盤の選手を獲得して一体どうするつもりなのでしょうか?
    これでセルジ・ロベルトのようなカンテラーノを放出するような事があれば、本当にバルサのアイデンティティを思い出す必要があるでしょう。

     刷新すべきはチームでなく、運営するフロントなのでは?と思ってしまいます。

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