中盤に人数をかけるのは良い決断だとセントロカンピスタ
今季の大いなる飛躍が期待されるデニス・スアレスが昨日、バルセロナのラジオ局RAC1の番組に出演。バルベルデ新体制でのチームや自らの状況、戦術など幾つかのテーマについて語っています。そのなかでも興味深く、他メディアにも取り上げられているのがパウリーニョに関する彼の見解。2試合連続弾を含む好パフォーマンスで批判を黙らせたパウについて、デニスはこんな風に称えました。
「中国リーグは見ていないけど、ブラジル代表でのパウリーニョは見てたよ。ここではブラジルでの力を証明してるよね。彼はとてもフィジカルだし、すごく強いから特に守備面での貢献は大きい。でも攻撃面でもそうだね。それにエリアへの飛び出しがあって、セットプレーではアニマルのような入り方をしてくる。信じられないよ」
「ネイマールが退団した後にパウリーニョが入団した時の、批判のされ方は不当だった。でもブラジル代表のレギュラーで、時にはカピタンもやっている選手が平凡なんてことはないよ。フットボルを知っている人は、すでに彼のことを知っていたんだ。彼に誰かを黙らせる必要はなかったと思う。自分になにかできるかを彼は示しているね」
バルベルデの良識と落ち着き
デニス・スアレスはまた、エルネスト・バルベルデ監督によってもたらされた変化についても語っています。
「バルベルデには良識と落ち着きがあるね。それは初日から伝わってきてたよ」「昨年からプレーやコンセプトに少しの変更があっただけじゃなく、トレーニング方法もまた違ってるんだ。個性の面でも、バルベルデとルイス・エンリケは完全に違うね」
バルベルデのチームでは、自らの重要性が上昇していると感じるデニス。しかしここで満足するわけにはいかないとセントロカンピスタはいいます。
「このシーズン序盤は主役にもなったりしたけど、ここで立ち止まってはいけないからね。ハードワークを続けて、もっと試合に出られるよう、もっと主役になれるよう頑張らないといけないんだ」
彼も恩恵を受けているチームの戦術変更については。
「僕らはレオが少し多く中盤にいる形でプレーをしている。人数が多くなることで、ポゼッションが高まるんだ。例えば、エイバル戦での僕は左サイドでプレーをしていたけど、僕は中へ向かって入っていく選手だからね。入り込む選手が多くなると、ボールを多く持てるようになるし、僕はそれは良い決定だと思うよ」
そしてリーガとチャンピオンズで全勝しているこの上ない現状に関しては、バルサの背番号6はこう語っています。
「ここでマドリーに7ポイント差を付けるなんて、最初は考えられなかったよ。シーズンはとても長いけど、流れもプレーもすごく良いし、僕らはヨーロッパの準王者であるユーベにもすごい試合をして勝ったわけだからね。始まり方は完璧だよ」
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