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絶対的ウンティティ

入団1年ちょっとで揺るぎない地位を確立

サムエル・ウンティティ獲得のために昨年オリンピック・リヨンに支払った2,500万ユーロはバーゲンであった、と10月16日付のMD紙が断言しています。入団から数ヶ月後には「良い買い物だった!」とクレを大満足させたウンティティでしたが、2年目となってもパフォーマンスは落ちることなく、先日のワンダ・メトロポリターノでも安定の活躍。評価をさらに上げました。

すでに司令官の風格

去年セントラルを獲得した背景にマルク・バルトラの退団があったことは、今も苦い思い出ではありますが、その代わりにビッグサムを選べたことはバルサにとって幸運(ロベルトの良い仕事)でした。ウンティティは1993年11月生まれなので、まだ23歳。怪我に好かれなければ、あと10年近くバルサ最終ラインの司令官となることも可能でしょう。数年でカピタンも任されるんじゃないかと思います。

(後方からチームを叱咤激励するサムの迫力を想像すると、もう堪んない^^。グラン・カピのプジョルにも重ねられる)

ちなみにMD紙によると、ウンティティはリヨンでトップデビューを果たして7年目になりますが、退場は1度しかないらしく。ファールを犯すこと自体少なく、昨季も累積カード4枚だったので出場停止による欠場はありませんでした。今季は今のところアトレティコ戦の1枚です。ここも彼の信頼性を高くします。

契約解除金6,000万ユーロ

その高速機動要塞ウンティティ(しかも跳ぶ)はバルサと5年契約を結んでおり(2021年6月まで)、契約解除金は6,000万ユーロに設定されています。

昨今の移籍金の高騰状況からすれば、この額は安心ではないですが、バルサの首脳陣は彼のプロフェッショナル精神やコミットメントを知っているので絶大な信頼を寄せている云々。実際、バルサでほぼ不動のレギュラーですから、移籍する理由は特にないでしょう(ブラジル人的野心がないかぎり)。

MD紙の説明では、バルサの慣例として、契約更新は入団3年目からになります。テル・ステーゲンラキティッチルイス・スアレスらの契約が年俸アップなどを勝ち取ったのは、それに従ったものです。

ウンティティの場合は来季となり、今季に前倒しする予定はないですが、彼の場合は夏のムンディアル(W杯)でさらに価値が上がることもあり得る。よって計画変更も無くはないみたいです。ビッグサムとしては、早々にレギュラーを勝ち取った事実はありつつも、契約交渉はもっと名を売る来夏以降でOKと悠々構えている感じでしょうか。

 

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