夏のマーケットで受けた批判について、ソシオ総会で反論
日曜日にカンプノウに隣接する屋内競技場パラウ・ブラウグラナで開催されたアサンブレア(ソシオ総会)2017。そのなかでセクレタリア・テクニカ(強化技術部)の長であるロベルト・フェルナンデスが舞台に立ち、チーム強化に関するいくつかの質問について返答をしています。
バルサは世界でベストのチーム
そこでロベルト・フェルナンデスが強調したのは、今のスカッドが「世界でベストのチーム」であるという自身の見解です。その理由は「このチームには勝てる力が、何年間も勝っていける能力があるから。人間的にすばらしいグループであるから」。そういったチームを作るために強化部が地道な努力をしたとの自負があるだけに、夏に受けた批判には反論をしています。
「私たちの仕事は即興で為されたものではなく、多くの人によって考えられたものです。私たちはその難しさを知ったうえで、その仕事を引き受けているのです」
「事実ではない多くのニュースや情報が流されていましたが、毎日それについて声明を出したり、否定するために出てくることはできません。多くのことが起こり、私たちは作戦を実行し、冷静さを保ってきた。監督を交代するのは難しいのです」
パウリーニョへの評価
補強については、批判を自らのプレーで封じたパウリーニョについてロベルト・フェルナンデスはこのように語っています。
「多くの人々が彼に対する意見を変えたことを、私は嬉しく思っています。私たちが求めていたのは、複数のポジションに適応できる選手でした。一つのポジションでしかプレーできない選手は、バルサで先発になるのは非常に難しい。彼にはすばらしいフィジカルがあり、難しい試合でピッチを開く力があり、経験が豊富です。彼が24歳なら尚よかったですが、そこは仕方ない部分です」
「選手に対しては意見が割れました。強化技術部は過度の批判を受けました。私はそこのボスであり、自分の仕事グループが悪く言われると、気分が悪くなります。しかし私たちは常にスカッドを向上させようと試みてきた。パウリーニョは非常に早く適応しましたが、年齢もそれを助けたのです。私は彼にとても満足していますし、皆さんも同じだと知っていますよ」
パウリーニョへの意見を多くの人が変えたことを、嬉しく思う
あるセントラルと夏の加入で基本合意
その他の夏の動きに関しては、世界をあっと驚かせたネイマールのPSG移籍は「私たちに大きなダメージを与えましたし、それはスーペルコパで見て取れました」と認めた強化部長。ダニ・アルベスの後任探し=ネルソン・セメドの獲得についてはこう述べたロベルトです。
「ダニ・アルベスが退団して以降、私たちは右ラテラルの強化を必要としていました。私たちはスピードとパワーがあり質の高い選手を探し、特に重視したのは年齢でした。候補は何人かいましたし、チーム内にもセルジ・ロベルトがいる。彼は他のポジションでも私たちを助けられる選手です」
そしてロベルト・フェルナンデスはこの登壇中、バルセロナがあるセントラルと来季からの加入で基本合意に達したことを明かしています。それはきっとイェリー・ミナなのですが、その説明だとウワサされる冬の加入はない。あるとすれば別の選手・・・ しかし今季はベルマーレンに頑張ってもらう方向のようです。
コメント
チームは欧州でもトップクラスの成績ですが、
現状のチームで後半戦のビッグマッチを戦い抜けるかというと今ひとつ自信が持てません。
やはりサイド攻撃の迫力のなさは結構痛いと思うんですよね。
ブスケツのバックアッパー問題もラキティッチでお茶を濁しているだけですし。
冬の補強も全力で取り組んで欲しいと思います(CLでは使えない選手である可能性が高いですが)。