残されたセントラルはピケ、ウンティティ、ベルマーレンの3人
今季はまだ大きな影響を受けていなかったFIFAウイルスに、ついにわりとキツいのがきました。アルゼンチン代表としてナイジェリアとの親善試合に先発出場したハビエル・マスチェラーノが、大腿二頭筋を傷めて帰国。クラブ発表によると全治4週間だそうで、ベルナベウクラシコはどうにか間に合う状況です。
7試合を欠場か
それにしても、齢33になる選手を重要度の低い親善試合で2試合も先発フル出場させ、太ももを傷めさせて帰すホルヘ・サンパオリは何をしてくれるのか。レオ・メッシはロシア戦だけで解放してくれ、感謝しましたが・・・。
復帰まで4週間となると、マスチェラーノが欠場するであろうのは7試合です。
今週末から始まるタフなアウェー3連戦(レガネス、ユベントス、バレンシア)、続くカンプノウ3連戦(国王杯ムルシア、セルタ、CLスポルティング)、そして敵地でのビジャレアル戦。
12月17日のデポルティボ戦と年内最後のベルナベウクラシコは、順調に回復すれば間に合いそうです。
レガネス戦でピケとウンティティを使うか・・・?
さてそこで。そのマスチェを欠く約1ヶ月間を、エルネスト・バルベルデがどのようなやり繰りで乗り切っていくか、そこに注目が集まります。セントラル問題はいつか確実に訪れると思ってましたが、ここできた。中盤も怪我人が出てますし、チングリの悩みは尽きません。
起用可能なセントラルは、ジェラール・ピケ、サムエル・ウンティティ、そしてトーマス・ベルマーレンの3人です。ベルマーレンは能力はあっても怪我が怖い。実にスリリング。
事を複雑にしているのは、レギュラーのピケとウンティティが、リーガ出場停止まであとカード1枚だということです。11月26日のメスタージャ首位攻防戦には彼らを起用したいですから、今週末のレガネス戦にどうするか、そこが悩ましい・・・。
カードと休養とB選手
マドリー戦まであとリーガは5試合がありますし、それまでのどこで彼らが制裁を消化するか、どこで休ませるかも気になります。順番にメスタージャとエル・マドリガルでカードをもらい、次のセルタ戦、デポル戦を休むのが理想でしょうか。ただ、そう上手くいくか。
事の成り行きによってはセントラル問題はさらに大変なことになるかもしれず(過去にそういう事態は何度か見ています)、バルベルデはベルマーレン以外の解決策も用意しておく必要があります。バルサBのダビ・コスタスとホルヘ・クエンカは何度か招集を受けるんじゃないでしょうか。
このニュースのまとめ
- ・マスチェラーノが全治4週間の負傷
- ・ベルマーレンの怪我体質にバルセロニズモ震える
- ・ピケとウンティティはカード1枚で出場停止
- ・メスタージャ首位攻防戦が次の次に控えている
コメント
アルゼンチン代表は大半が30代です。
最近もガゴを召集しましたし、完全な人材不足でしょう。