バレンシア戦への準備のため
トーマス・ベルマーレンの時がやって来ました。ハビエル・マスチェラーノが負傷離脱し、おそらくジェラール・ピケの5枚目のイエローカードが取り消されることはない。週末のバレンシア戦はサムエル・ウンティティとベルマーレンの先発でほぼ間違いないのですが、注目は今日トリノで行われるユベントス戦にバルベルデがどんな選手起用をするかです。
バレンシア戦はウンティティ&ベルマーレン
FCバルセロナは競技委員会に対し、レガネス戦でジェラール・ピケとルイス・スアレスが受けたイエローカードへの異議申し立てを行っています。
ウンディアノ・マジェンコ主審の報告書によると「ボールを保持していた相手選手を捕まえたこと」による警告。そんな無茶な判定でもなかったですし、競技委員会がこれを取り消すことはまずないでしょう。ダメ元で出すだけ出した異議申し立てです。
ということでリーガ次節のバレンシア戦はきっと、移動要塞ウンティティと硝子のベルマーレンのセントラル(CB)コンビとなる。ここはベルギー代表の実力を信頼するとして、では彼をユベントス戦で試運転させるかどうか、です。
実戦のリズム
ベルマーレンをユベントス戦で起用する目当ては幾つかあります。その1つは彼に実戦のリズムを掴んでもらうことです。
ベルマーレンが今季、バルサで試合に出場したのは国王杯ムルシア戦(10月24日)の1回のみです。この試合はマスチェラーノとペアを組んで、先発フル出場。そのほかは3回ベンチに入った以外、怪我や監督判断で招集外となっています。
ただ、彼はベルギー代表では不動の先発メンバーとなっていて、この前の代表戦でも2試合にフル出場しています。実戦のリズムがまったくないわけではない。スピードのある攻撃陣にはやられるかもしれないですが、今のテル・ステーゲンなら抜かれてもどうにかしてくれるはず・・・
唯一、万全なウンティティ
あとは唯一の万全セントラルであるウンティティにもしもの出来事が発生しないよう、ユーベ戦ではある程度使って温存するオプションです。ここでビッグサムまで欠けたりしたら、警報鳴りまくりですから。
しかし代役を任せるベルマーレンに怪我が発生しやしないか、という不安がよぎってしまうのが、硝子のセントラルたるところで。いや、僕たちはもっとトーマスのことを信頼しなければならない・・・。ベルギーでは2試合プレーして無事だったじゃないか。
硝子には強化硝子だってある。マスチェラーノが復帰するまでの間、求められる任務をしっかり果たしてくれることでしょう。きっと。頼む。バモス、ベルマーレン。
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