試合<<<メスタージャでの誤審スキャンダル、の前日会見
今日11月29日(日本時間30日午前3時30分)に行われる、レアル・ムルシアをカンプノウに迎えての国王杯1/16決勝ブエルタ(第2戦)。敵地でのイダ(第1戦)にバルサが0-3で快勝していることで、試合に関するバルセロナ方面の興味はせいぜい、招集を受けたバルサB選手くらいです。エルネスト・バルベルデの前日会見も、一番の話題は引き続きバレンシア戦の誤審問題でした。
バカげてる
この会見でバルサ監督は、何度も「バカげてる(absurdo)」という単語を口にしています。なかでも各紙が見出しに使っているのは「私たちのリーガでテクノロジーが導入されていないのはバカげてるよ」。会長が“世界最高のリーグ”と自負するのなら、他国で通常利用されている技術は当然用いてよとツッコむのは自然な流れです。
その他、チングリはバレンシア戦で認められなかったレオ・メッシのゴールに関して、こう言います。
「スタジアムの最後列にいた人がボールが入ったことを見ているのに、下(ピッチ)にいた人が見てないなんてバカげてる。審判が見れないなんてバカげているよ」
「スタジアム全体が見ているのに、審判が見ていないなんて」
自らの位置からは、「ボールがラインを超えたかどうかは見てない」とバルサ監督は認めます。けれどもゴールになったことは、選手たちの反応で察知しました。「レオがゴールを祝ってコーナーへ向かい、ポルテーロが動きを止め、モントーヤも何もしていなかったからね。あれがゴールだと分かった」
「大きな影響のある試合で、重要なプレーを審判が見ていないのはバカげてる。4万人がゴールだと知ってたんだ。ヨーロッパ戦では、そういったジャッジをするための審判がゴールの後ろにいるのに、このリーガではいない。そして毎年こういったエピソードが発生している。ホークアイであれなんであれ、導入されればそれも終わるだろう」
なお、バルベルデはスペインの審判のレベル自体は「良い」と述べています。しかし「審判の仕事は難しく、目視でゴールかどうか見極めるのは困難」なので、テクノロジーを導入してほしいとの主張のミスターです。
デウロフェウに自分のプレーを続けるよう望む
バルベルデはこの記者会見で、誤審問題以外のテーマについても語っています。以下はその主だったところです。
■ジェラール・デウロフェウ:「彼は縦へと動くフットボル選手で、相手に立ち向かうよう求めているんだ。ドリブラーなら、一か八かに賭けるものさ」「勝負が成功する割合が上がって、ゴールを決めたりチャンスを作ったりすることを期待してるよ」
■トーマス・ベルマーレン:「評価してるよ。彼はとても控えめな性格。これまでリーガでの出場がなく、難しかったところで手本のような反応を示した。彼はとても注意深いし、穴のない試合をしたよ」
■アルダ・トゥラン:「私は監督であり、選手と医療サービス部を絶対的に信頼している。彼の足首に問題があるのなら、それはあるんだ。私は選手の違和感に疑問を抱かない。確実にプレーが可能な選手たちを計算に入れるだけで、その周りにあることは考える必要なんてないさ」
■ウスマン・デンベレ:「私は不可能という言葉が好きではないんだ。何が起こるかは分からないからね。とはいえ、デンベレが年内に復帰するのは難しいと思う。大きな怪我だっただけにね」「待つ必要があるのなら、私たちは待つさ。リスクは犯さない」
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