きっちり勝って2位アトレティコとの勝点差を維持するべし
待望のフィリッペ・コウチーニョ獲得が実現し、浮かれているカンプノウ周辺ですが、今日は大事なレバンテとのリーグ戦がバルベルデチームを待っています。快感に浸ったベルナベウクラシコから、2週間ぶりとなるリーガ。2位アトレティコと3位バレンシアが昨夜勝ってますので、バルサも勝ってポイント差を維持しなければなりません。
デンベレは「夏よりも良い状態」
木曜日の国王杯セルタ戦では、メッシ、スアレス、イニエスタを招集リストから外し、控え組中心のメンバーを起用したエルネスト・バルベルデ。
このレバンテ戦では充電を終え、早くプレーをしたくて堪らない主力たちの出番となるでしょう。
一番の注目は、バライードスで復帰したウスマン・デンベレが先発するかどうかです。
前日会見でのバルベルデは、「先発の可能性はあるよ。ほかの選手たちと同じようにね。けれども長期間戦列を離れていたので、少しずつ行かなければならない。明日(今日)どうなるか見てみよう」とコメント。
先発とベンチは半々ってとこでしょうか。
トレーニングでの状態は良いらしく、「入団当初よりも今のほうが良くなっている」と評価。「夏はもっとどうしてよいか分からないという様子だったけれど、今は状態も良く、意欲をもってやってるよ」と述べています。
ホセ・アルナイスがリーガ初招集
デンベレのプレッシャーを軽減させ、徐々に試合に戻していく点では、セルタ戦で結果を出したバルサBのホセ・アルナイスがリーガで初招集を受けてますので、引き続き先発起用されるかもしれません。
アルナイスについてバルベルデはこう語っています。
「コパでは呼んでいるけれど、リーガではこれが初めてだね。彼は成果を上げているし、伸び伸びとしている選手だ。彼に何ができるのかみていこう。アルナイスもアレニャーもトップチームのダイナミズムに入るべき選手たちだよ」
「自分たちがトップチームとフィリアル(Bチーム)の両方にまたがっていることを、二人は分かっているよ。どちらにも入らない、というような状況はいけない。両方のチームで成果を上げないとね。私たちは彼らに気を配っていかないといけない」
満足はOK、幸福感はNO
ということでレバンテ戦ですが、チームが好調、コウチーニョの獲得も発表されたこの状況だからこそ、より集中して臨んでいかねばなりません。その点、バルベルデならしっかり締めてくれると信頼できますが。
「場を知らせさせるのが監督だからね。物事が悪く進んでいる時にはそれほどでもないと私たちは言うし、良い時はその逆を言う。良い状態に満足するのは良いことだけれど、集中はしないといけないんだ。ライバルたちとの勝点差を保っていきたい。この状況を自信を持つのに役立てるべきだ。そのうえで行きすぎないようにしないとね」
このレバンテ戦の次は、中3日での国王杯セルタ戦(カンプノウ)、そしてわずか中2日でのアノエタ訪問が控えています。
昨夜は2位アトレティコが勝っているので、こちらも勝つことで勝点差「9」を維持したい。レバンテは16位ながらもアウェーでは1勝5分1敗となかなかの結果を残してますから、油断することなく勢いを持続させてほしいです。
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