D10Sにとって非常に重要な2018年
サンティアゴ・ベルナベウでの別格のパフォーマンスによって、称賛とともに2017年を終えたレオ・メッシ。明日から始まる2018年の目標はずばり、バルサで三つのタイトルを獲得し、夏のムンディアル(W杯)で悲願のトロフィーを掲げることでしょう。メッシの幸せが、我々バルセロニスタの幸せでもある。彼の夢の実現を切に願います。
調整を可能とするリーガでの独走
そのために必要なのは、決定的な時期をベストな状態で迎えることです。
次の6月で31歳になるメッシですから、これまでのように全試合フル出場を続けて突っ走るのは難しくなっている。ベストコンディションを保つには、調整が欠かせません。
そのためのプランと考えがメッシにはある、というのが12月30日のSPORT紙です。
レオの調整を可能とするのは、2位アトレティコ・マドリーに9ポイント差、永遠のライバル・レアル・マドリーに14ポイント差を付けているリーガでの独走状況。
十分なアドバンテージがあるので、時々はメッシを温存していこうというわけで、その兆候は2017年末の起用法でもうすでに見えています。
シーズン佳境に良好な状態であること
ベルナベウであらためて示されたように、レオ・メッシの決定力・影響力はまだ絶大なものがあります。
いかなる対抗策を用いようとも、状態の良いD10Sを90分間無効にすることは容易ではない。
エルネスト・バルベルデはきっと、シーズン最初からいかにメッシのフォームを良好に保つかを考え、彼と話してきたんじゃないかと推察します。
だからメッシはトリノでのユベントス戦でベンチスタートを了承した。以前なら想像できなかったことです。
まずは2月に待つチェルシーとの決戦第一幕に良い状態で臨むべく、リーガでは順位表の下位(レバンテ、ベティス、アラベス)との対決が続き、国王杯が挿まれる1月は調整されるんじゃないでしょうか。
そのためにバルサはメッシ抜きでもチームに競争力があることを示し、彼やバルセロニスタを安心させねばならないですが、バルベルデならそのあたりも上手くやってくれそう。
4日の国王杯セルタ戦で復帰しそうなウスマン・デンベレを過度な責任を与えることなく試しつつ、新たなオプションを作ってくれると期待します。
1週間弱のクリスマス休暇も、チングリさんはチームのことばかり考えていたかな・・・?
このニュースのまとめ
- ・メッシにとって2018年は非常に重要
- ・バルサで全てのタイトルを獲り、夏のW杯で悲願の優勝へ挑みたい
- ・決定的な時期にベストであるため、出場時間を調整するんじゃないか
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