国王杯バレンシア戦にはピケを招集したバルベルデ
日曜日のエスパニョール戦でジェラール・ピケが右ヒザにダメージを負ったことにより、セントラルが懸念されたバレンシアとのコパ準決勝。緊張感高い試合でジェリー・ミナのデビューか、と注目されましたが、結局はジェラール・ピケが招集され、招集されたからには先発しそうです。
バルベルデは「明日見てみよう」
果たしてバレンシア戦でサムエル・ウンティティの相棒を務めるのは誰になるのか。
前日会見のエルネスト・バルベルデはピケの状態に関し、
「ピケが(ヒザに)痛みを感じて試合を終えたのは事実だよ。けれども彼が完全にアウトだとは私たちは考えていないんだ。プレー可能かどうか、今日(昨日)テストをやってみるよ」
と回答。
そのテスト結果やピケ自身の希望、感覚を総合して招集リストに加えたわけですから、いけると判断したのは確かです。
一方でジェリー・ミナに関しては「継続して招集されている。招集されているのは、プレーできるからだ。しかし決めるのは監督だからね、明日どうなるかまあ見てみようじゃないか」とお茶を濁すチングリさん。
さて、どっちを選択しますかね・・・。
ファン投票は「ミナを出場させるべき」が大多数
MD(ムンドデポルティボ)がウェブサイトで行っているアンケートでは、圧倒的にジェリー・ミナを出場させるべきとの意見が上回っています。
6,500人が投票した時点で、実に91.99%が「ミナはメスタージャで出場するべき」と回答。
思いのほか多いです。
コロンビアの巨人セントラルがバルサ選手たちとトレーニングをするようになって、早いものでもう3週間。
バルサスタイルに適応するのは時間がかかると分かってはいても、3週間経てばちょっとしたプレシーズンを過ごしたようなものですし、そろそろええじゃろうというタイミングではあります。
MDはジェリー・ミナを信頼すべき理由として、次の3つを挙げています。
- ■ブラジルでリーグ最優秀セントラルに選ばれた選手
- ■コロンビア代表でウルグアイやチリといった危険なデランテロがいるチームと対戦済み
- ■マスチェラーノの代役として、こういう時のために獲得した
ミナ自身は準備OKと考えている
ブラジルリーグやコロンビア代表での実績があったからこそ、バルサは自分を獲得したのだとの誇りや自信がジェリー・ミナにはあるでしょうし、信頼してもらって大丈夫だと考えているでしょう。
“だからとにかく一回、試合に出してほしい、そうすればみんなを驚かせてやるのに”
2月8日付のSPORT紙によると、バルサのコーチ陣は毎日のトレーニングにおいてミナの資質は確認済みで、将来的には楽観的だそうです。しかし戦術的な面を特に磨き上げるべきだと考えていると。
なにせジェリーはバルサデビューがまだなのに加えて、ブラジルリーグがシーズンオフだったので、2ヶ月間試合に出ていません。
そんなミナに対してバレンシアは猛烈なプレスをかけてくるに違いなく、メスタージャも最大圧力でエラーを誘発しようとしますから、ここでのデビューさせるには勇気が要ります。
怖い。でも見てみたい。
この相反する感情。
明日のスポーツ紙の表紙が、良い感じでジェリー・ミナだったら嬉しいですが、そんな都合良くいかんか。
このニュースのまとめ
- ・バレンシアとのコパ準決勝@メスタージャにピケを招集
- ・MDウェブ投票は「出場させるべき」が92%
- ・ミナは2ヶ月間、公式戦でプレーしていない
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