“奇跡”を目指して戦ったが、届かずセグンダB落ちが確定
“奇跡の”セグンダA残留を目指した、バルサBの挑戦が終わりました。わずかな可能性を残しアルバセテへと乗り込み、優勢に試合を進めたピミエンタ・チームでしたが、ゴールだけが決まらず 0-0のエンパテ。他会場の結果も不利に働き、1年でのセグンダB戻りとなってしまいました。
理事たちの姿がなかったらしい
ガルシア・ピミエンタが指揮を執るようになってからのバルサBは、内容で相手に負けたなという試合はありませんでした。ほぼ絶望的な状況となってからも、2連勝で意地は見せた。ただリアクションが遅かったのは否めず、そこらへんはしっかり反省・熟考しなければなりません。
気に入らないのは、この大事な試合にクラブの重役たちが一人も遠征に帯同していなかったという件です。
いつもはチームと一緒に遠征するバルサB担当理事のシルビオ・エリアスも、育成部門の責任者ホセ・マリ・バケロやギジェルモ・アモールも、スポーツマネージャーのペップ・セグラもバルサBの残留がかかったこの一戦に付き添わなかったのだとか。
ラジオ局RAC1の情報なのですが、事実であるならどういうことかと。
バケロやアモールすらいなかった、なんてのは信じがたいのですが・・・
ピミエンタ監督「セグンダAへの復帰はステキな挑戦」
フランシスコ・ハビエル・ガルシア・ピミエンタは試合終了後、「私たちはどうしようもないし、すごく気分が悪い」と悔しさを表しています。
「カテゴリーを落とすのは決して嬉しいことではないし、選手たちが行ってきた努力を考えると特にそうだよ。私たちは欠点のない試合をしたけれど、限界状況にいる時は他会場の結果で判決が下されてしまう」
「辛い日だけれど、私たちは立ち上がらなければならない」
「少なくとも、私がベンチにいた5試合では、私たちを上回っていた相手チームは一つもなかったんだ」
これでバルサBは来季、実質3部にあたるセグンダBでプレーすることになります。そこで繰り広げられるフットボールは、フィジカルの戦いの色合いを増す・・・ というかばりばりのフィジカル戦です。
しかしピミエンタはセグンダ・ディビシオンBでのプレーは選手育成のハンデにはならないと考えています。
「アルバセテのような大きなスタジアムでプレーすることはいっそうのモチベーションになるけれど、来季はたくさんのフベニール(ユース)選手たちが私たちの元にいることを期待してるよ。選手たちがトップチームへと行けるよう、彼らを育成することを考えて続けていくさ」
そしてピミエンタは言います。「セグンダAへの復帰はステキな挑戦だ」
このニュースのまとめ
- ・バルサBのセグンダ・ディビシオンB降格が決まった
- ・「立ち上がらねば」「セグンダAへの復帰はステキな挑戦」とピミエンタ監督
- ・この大事な試合にクラブの重役がきていなかったとRAC1が伝える
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