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右ラテラルに、セネガル代表 ワゲ獲得へ

セルジ・ロベルトの中盤を可能にすると期待される

FCバルセロナがセネガル代表の19歳右ラテラル、ムッサ・ワゲと契約をするようです。選手はもうバルセロナへと到着しているので、不測の事態でも発生しないかぎりは、この8月3日中にもバルサ入団が公式発表されるとかで。ここ数日の強化部門、動きが速いです。

(※バルサBの右ラテラル、マテ・モレイがトレーニング中に負傷してしまったことで、獲得を前倒しした模様)

ムッサ・ワゲは先のムンディアル(W杯)ロシア大会にも出場し、日本戦で1ゴールも決めています(ムンディアルにおけるアフリカ人最年少得点者)。代表キャップ数は、19歳にして13回。
所属クラブはベルギーのKASエウペン、身長177cm。
プレー動画を見ると、ボールを受けてからのギアの入りが速い。スピードがあり、ドリブルも好きそう。

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バルサB契約、トップチームと練習

1ヶ月ちょっと前にこちらで取り上げていたセルジ・ロベルトの中盤復帰案
そのためには右ラテラルの補強が必要で、でも具体的なニュースをほとんど目にしないなと思っていたら、どうやらMDが先月末に取り上げていたこのムッサ・ワゲがその回答となりそうです。

MDやSPORTの情報によると、バルサB契約ながらもトレーニングはトップチームで行うとのこと。
19歳の若者なので、即戦力ではなく、未来のオプションと考えられているわけですが・・・

獲得の狙いは、選手の潜在能力や将来性を評価したのはもちろんのこと、セルジ・ロベルトを中盤へもっていくことを可能にする、これで間違いないでしょう。

B契約にするのは、若さのほかには、非EU選手枠を考えてのこと?
トップチームの非EU選手はいま現在、コウチーニョアルトゥールマルコムジェリー・ミナマルロン・サントスとなっています(出場登録できるのは3人まで)。

マルク・バリエンテ「攻撃のポテンシャルがすごい」

このワゲの所属クラブであるKASエウペン、ここには昨シーズンまでマルク・バリエンテがいたのだそうです。
懐かしい名前が、思いがけないところから出てきました。
以下は7月29日付のMD紙に掲載されていた、バリエンテワゲ評です。

■「攻撃面において、彼のポテンシャルはすごいよ。相手ゴール前まで入っていけるし、センタリングがすばらしいんだ。守備面を磨けば、将来は偉大な右ラテラルになれる

■「彼は疲れ知らずで、ずっと走っている」

■「いつも学ぼうとしているね。とても良くトレーニングしていて、直すべき時にはすべてをすぐさま把握して、前向きに捉えているよ」

■「KASエウペンは小さなクラブで、彼もプロとしてプレーし、経験を積むことができた。ムンディアルでも良い成果を上げたよね。でもバルサのトップチームってのは別物だからね、準備ができているとBチームで示す必要があるだろう。成長を続けないといけない。彼は将来の選手だよ」

潜在能力にものを言わせるだけでなく、謙虚に学ぶ姿勢を忘れず、前向きに処理していくところは期待がもてます。修正点をすぐさま把握するとのことで、頭も良いっぽい。まだまだ荒削りですけれど。

まずは1年間、物事がどう転がっていくか、見てみましょうぞ。
適応できずとも転売ビジネスで一儲け、とかも狙ってそうです。

このニュースのまとめ

  • ・KASエウペン(ベルギー)のセネガル代表 ワゲがバルサ入団目前
  • ・バルサBで適応させ、トップチーム昇格を狙う
  • ・セルジ・ロベルトを右ラテラルから解放するオプション

 

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