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ピケ「チャンピオンズだけ勝ちに行くのは自殺行為」

重要なのはあくまでもリーガだと第3カピタン

国内リーグがボロボロでも、チャンピオンズに的を絞って優勝するクラブがある一方、FCバルセロナはリーガが好調でないとヨーロッパの頂点に立てないクラブです。

過去5回の優勝時はいずれも、国内リーグを制した後のチャンピオンズ獲得。
欧州のライバルたちを倒して栄冠を掴むにはリーガでの安定が不可欠、バルサとはそういうチームなんでしょう。
実際、ラ・リーガで4位あたりに低迷しているのにチャンピオンズでしぶとく勝ち上がるバルセロナは、ちょっと想像できません。それは柄じゃない。

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状態を知るための体温計がリーガ

少し前のエルネスト・バルベルデ同様に、ジェラール・ピケもまた、欧州を制するためにはスペインを制することが重要だとの見解を述べています。

「ヨーロッパのビッグクラブにとって、チャンピオンズはより重要度の高いタイトルだと思う。でもチャンピオンズにだけ基礎を置くのは自殺行為になるだろう。チャンピオンズはトーナメント以降は7試合しかなく、それに全てを賭けるコンペティションだ。規則性を示し、自分たちの状態を知るための体温計はリーガ。まずはリーガに集中だよ」

僕らは試合数の多いコンペティションのほうが強いし、ホーム&アウェイのトーナメントでは守ってカウンターのプランが功を奏するチームがある。それはリーグ戦では痛い目に遭ったりするんだけれどね。リーガをプレーするのと、チャンピオンズでは違う。繰り返すけれど、リーガの重要性を強調しないといけないんだ」

昨シーズンの不覚・・・ それはせっかくリーガで安定感抜群の戦績を残しながら、ローマにて大失態をやらかしてしまったことです。

去年のエラーから学び、ダメな日がないようにしないといけないね。このクラブを定義するスタイルを守ることからだよ。新加入の選手たちには、そのラインで教えないといけない。必要なのは、自分たちの知っているフットボールをすること。そして悪い日にならないようトライしていくことだよ」

VARは必要、アメリカ合衆国でのリーガ開催は疑問視

ジェラール・ピケはこの日、バルセロナにて開催中のヨーロピアン・ポーカーツアーの恒例ゲストとして、ネイマールセルヒオ・ガルシア(プロゴルファー)らスター選手らとともにエル・カジノ・デ・バルセロナのイベントに出席しました。

その記者会見ではバルサに関する様々な質問に、時にエレガントに回答。
いくつかを下にピックアップします。

■カピタン・メッシ:「レオはすでにリーダーシップがあったし、カピタンマークはおまけみたいなものだよ。彼は数年前からチームのリーダーだったんだ。メッシはもっとリーダーとなるため腕章を必要としてないさ」

■ホセ・ソリージャの散々だった芝生:「予算規模だとか、小さなクラブだとかは関係なく、プランニングや見込み予想の問題だよ。夏の間、芝生を変えるための時間はあったわけで、規則が必要だ。先日は危険だったからね。自分たちを世界最高のリーガと言ってるんだから、芝生の状態が満足のいくものか注意を払う人が必要だね。あの芝生はあってはならなかった。選手の健康を危険にさらしてたんだからね。もし怪我人が出ていたら、決して許されなかっただろう。同じことが起こらないように、よく考えて対処しないとダメだよ」

■VAR:「VARには良いことも悪いこともあるさ。感情を爆発させてゴールを祝えなかったりとかね。でも必要だった。どんなふうにみんなの手助けになり、審判への重圧を取り除いていくか、少しずつ見えてくるだろう。僕らが理解するにしたがい、悪い態度もなくなっていくよ」

■新加入選手たち:「クラブはとても良い補強をしたけど、チームが去年よりも良いか悪いかは最終的なタイトルを見ていこうよ。僕らがスーパーチームだと言ったところで、トロフィーは上げられないしね。レングレマルコムアルトゥールは若いから、忍耐強く時間を与えていかないと。レングレ?ボールのタッチがとても上手いよ。プレーをした時は、すごく良かったと思う」

■右利きセントラルはピケだけ:「おそらくは右利きのデフェンサが左サイドに適応する方が、その逆よりも簡単だろう。たとえばセルヒオ・ラモスは、代表ですごく上手にやってる。左利きはより苦労するだろうけど、

■リーガをUSA開催する話:「自分たちが手にしているものに価値を与えること。革新とかマーケットとかは別の話だよ。NBAのようにするのも可能性の1つだけど、フットボールとNBAは同じじゃない。ここでは3つのコンペティションに出ているチームが複数あることを考慮しないとダメだし、あちらで試合をするのは難しいだろうね。カサ(ホーム)での試合を見るために指定席を勝ってるソシオもいるんだ。たとえばバルサとの試合を見るためにソシオになった人が、その試合をアメリカ合衆国に持っていかれてしまうかもしれない。それに最終的にプレーをして、我慢をするのは僕ら選手だ」

■もしバルサがポグバを獲ったら:「モウリーニョとの関係のことは、よく知らないよ。ポグバは偉大な選手だ。将来クラブを変えるのかどうかは、見ていこうよ。もし彼がバルサにやって来るのなら、彼は僕らを幸せにするだろう。でも彼のクラブはマンチェスター・ユナイテッドで、なにか言うべきは彼らさ」

 

コメント

  1. レト より:

    昨季のCLでは相手に引かれると崩せず、守備面では意思統一が不十分、という
    完全にどっちつかずなチームに思えました。

    今季は433を導入していますが、現時点では守備リスクが上がった反面
    まだ攻撃の恩恵を実感しにくいです。
    デンベレの躍動など個人レベルでのポジティブな要素はありますが。
    若手の起用よりまずチームの問題克服に忍耐を要求される立ち上がりです。

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