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バルベルデ「ウェンブリーは疑念を晴らすのに理想的な場所」

リーガでの傷を、チャンピオンズで癒やしたい

リーガでの傷をチャンピオンズで癒やす、という言葉があります。国内リーグでの悪い流れを、ヨーロッパ戦で勝つことによって修正する。今回のトッテナム戦は舞台がウェンブリーでもあり、勝てれば良い空気をバルサに送り込んでくれそうです。

試合前日会見のエルネスト・バルベルデもウェンブリーの特別さを認めており、「疑いなく(疑念を晴らすための)最高の舞台だよ。アウェーで苦労するのは私たちだけではないけれど、私たちはそれを自覚し、勝つための準備をしている」とコメント。

その準備とはやはり、各紙で報じられている4-4-2も含めてでしょうか。

4-4-2に戻すと予想

勝点9獲得を狙ったリーガ3連戦にて勝点を2つしか得られなかったこと、その7ポイントの逃し方が残念だったことで、エルネスト・バルベルデのチーム運営にはいま疑念が生じてきています。

4-3-3への移行とローテーションの両立が上手くいっておらず、守備が脆くなっているバルベルデバルサ(9月は6試合で8失点、完封はPSV戦の1試合のみ)。
ここで一度守備を安定させるべく、ロンドンではシステムを4-4-2に戻すんじゃないかというのがメディアの予想です。

2トップの場合、レオ・メッシルイス・スアレスは確定でしょうから、割を食うのはウスマン・デンベレ
人数増員される中盤ではセルヒオ・ブスケツイバン・ラキティッチが当確で、残る2人にフィリペ・コウチーニョアルトゥロ・ビダルになりそうです。

ただ、トッテナムは中盤のエリクセンデレ・アリムサ・デンベレ、最終ラインのオーリエベルトンゲンら主力5人がバルサ戦を負傷欠場するらしく、バルベルデはどのシステムでいくべきかを迷っているかもしれません。

前日会見でのシステムについての質問に対しては、バルベルデは正面から答えようとはせずに別の事を語ってはぐらかし、「まあ明日見てみよう」とかわしています。

チャンピオンズ・セラピー

昨日はモスクワにおいて、レアル・マドリーがCSKAモスクワに1-0で敗れました。
それはもうクレとして嬉しいニュースに違いないのですが、いかんせんこちらもチーム状態が芳しくないので気を引き締める材料として活用させてもらいたい。欠場者が出るとはいえトッテナムなので、油断することはないでしょうけれど。

今回のバルサが目指すのは、
●苦手としているチャンピオンズの敵地戦で良い結果を出すこと
●リーガでの悪い流れを断ち切り、バルサがやれるチームだと示すこと
のふたつです。

頭のチップをチャンピオンズモードに切り替えて、良い結果を出し、リーガの傷を癒やす。
いわゆる“チャンピオンズ・セラピー”を今宵のバルサには期待します。

そして週末のバレンシア戦でもどうにか良い流れを作りだし、激戦が控えている10月を乗り切っていく!

バルベルデが言うとおりに、バルセロニスタの良い思い出の詰まったウェンブリーはチームにかかっている疑念を晴らして可能性を示すには打って付けの舞台です。スタイル議論は小休止。集中とインテンシティで良いイメージと結果を持ち帰えろう!

バモス!

トッテナム戦招集リスト:テル・ステーゲン、セメド、ピケ、ラキティッチ、ブスケツ、デニス、コウチーニョ、アルトゥール、スアレス、メッシ、デンベレ、ラフィーニャ、シレセン、ラングレ、ジョルディ・アルバ、ムニール、ビダル、ベルマーレン、そしてバルサBのミランダ、イニャキ・ペーニャ

負傷中:セルジ・ロベルト、ウンティティ
監督判断で招集外:マルコム、サンペール、アラニャー

このニュースのまとめ

  • ・リーガの悪い流れをチャンピオンズで止める
  • ・欧州で国内の傷を癒やす、ウェンブリーは理想的な舞台
  • ・安定を第一に、システムは4-4-2か

 

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