渦中のデンベレについて、永遠のカピタンがメッセージ
遅刻を繰り返し、プロとしての意識が低いと批判を受けているウスマン・デンベレ。もしプジョルがまだ現役でロッカールームにいたなら、どんなふうに道を示すのでしょうか。クレの偉大なるカピタンは昨日デンベレに関し、「よく反省し、自分がどこにいるのか考えるべきだ」とのメッセージを送っています。
本人の姿勢次第
1897年創設の由緒あるレアル・クルブ・デ・ポロ・デ・バルセロナにて現在、XAPチャリティ・パデル大会が開催されています。目的はサンジョアン・デ・デウに建設されている小児がんセンターの資金を集めること。このセンターは先日、レオ・メッシの協力でもニュースになっていました。
そして昨日、パデル大会のメインキャラクターを務めているカルラス・プジョルが報道陣の取材に応じ、渦中のウスマン・デンベレについてコメントをした。やっぱりみんな、プジがデンベレをどう思っているのか訊きたいんですよね。
永遠のカピタンは言います。
「僕は今ロッカールームにはいないし、日々の事柄を知らないけれど、デンベレの手助けはしないといけないよ。バルサ哲学に適応するのは簡単なことじゃない。バルサは全てにおいてあまりにメディア的だから、 トレーニングに一回遅れると世界の終わりみたいに見えるんだ」
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まあそれはさておき、プジョルはデンベレに向けて次のようなメッセージを送りました。
「彼は学ぶべきだし、彼の周りには手助けしてくれるマエストロたちがいる。でも彼の姿勢次第だろうね。重要なのは彼がよく反省をして、自分がどこにいるのかを考えること、そしてこれらのチャンスを活用すること。若い時には、自分が手にしているものやチャンスを逃していることに気付かないことが時々あるからね。そして後になってリアクションをしたい時には、もうすでに遅いんだ」
そうなんですよね…。プジョルはこうも言っています。
「修正は効くと思う。もし彼に向上したい、学びたいという意欲があるなら、彼は最高の場所にいるんだ。でも、彼次第だよ」
ピケへのジョーク
この日はイベントとして、プジョルと代表引退ジェラール・ピケの試合が行われています。試合はプジの勝利だったそうです。
ピケといえば先日、デンベレに関して「1日24時間がフットボールのためにあると彼が分かるよう、手伝わないといけない」と語っていました。ツッコミどころのあるコメント^^ せっかくプジョルに話を聞いているのだから、この件も訊ねないわけにいきません。プジは言います。
「24時間フットボールを考えて暮らさなければならないと、ピケが気付いたのは良いことだよ。僕にとっては、ピケがチームに来たのはすごく重要だったんだ。毎日24時間フットボールのために生きていた僕に、楽しむためにいくらかはフットボールから離れなければならないってピケは教えてくれた」
元カピタンはまた、ロッカールームというものについても見解を述べています。
「ロッカールーム運営には、毎日問題があるさ。あそこには多くのエゴが渦巻いてるからね。選手は全員、自分がベストであって、プレーをするべきだと考えている。唯一イレブンを選べる監督が上手く管理しないといけない。重要なのは各自の姿勢だよ。プレーしたいと望むことや野心的であるのは良いことだけど、グループが常に上にあるってことは、大切にしなければならない」
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