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デ・リフトの競売には参加したくない

アヤックスのセントラルに対するバルサの興味が冷えている模様

FCバルセロナが2019年夏に獲得を目指すアヤックスの若き宝石たち、フレンキー・デ・ヨング(21)とマティイス・デ・リフト(19)。二枚取りが達成できれば選手たちもクレもニコニコ、なのですが、どうやらデ・リフトの方は難しさを増しているのが現状のようです。

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競売を仕掛けるライオラ

その大きな理由は、デ・ヨングが移籍先選びにスポーツ面を優先している一方で、デ・リフトは将来を代理人ミノ・ライオラに任せてしまっているから・・・

ライオラの望みは、デ・リフトを最も高い給料を支払うクラブへと移籍させることです。
顧客の労働条件を上げることも、代理人の正当な目的として。
バルサにとっては、選手の年俸オファーをオークションにかけられると困る。競売されると、人気銘柄デ・リフトの年俸はどんどん上昇し、バルサの給与体系から外れていきます。

デ・ヨングもバルセロナに対して年俸額の要求を出していますが、経済面よりもフットボール面を優先しようとしているのですから、シティやPSGよりも控えめなバルセロナの年俸事情に理解を示しているでしょう。
前線のクラックには例外も時々出ますが、バルサに入団するのは基本的に、最初の年俸額は他クラブよりも少なくても良いとする選手たちです。

給与体系から外れても良いのか

バルサが競売でデ・リフトを競り落とした後を想像してみると、ある問題が浮かび上がってきます。
“移籍先でもチームメイトになる親友たちの年俸に、格差が生まれるのはどうする”という問題です。

競売で値上がりした年俸のデ・リフトと、バルサの提示額を了承したデ・ヨングと。
ならばデ・ヨングの年俸もまたヒエラルキー上位額にして合わせるべき?フレンキーはそんなこと気にかけない?
そもそも、他のチームメイトたちとの公正さの点はどうなるのか。どちらも実績としてはまだ「期待株」ですから、まずはアルトゥールやウンティティらがスタートしたランクから始めべきじゃないでしょうか。

バルサとしては競売には参加をしたくなく、これはエリック・アビダル(強化技術部長)からペップ・セグラ(スポーツマネージャー)、ジュゼップ・マリア・バルトメウ(会長)まで共通しているとMDはいいます。

MDはまた、バルサは過去にウンティティを2,500万ユーロで、ラングレを3,590万ユーロで獲得した経緯から、デ・リフトを逃してもお手頃価格でチームに適応できるセントラルを発見・契約できるとの確信があるとか。
数日前のSPORTも、バルサはすでに二人の有望株を選んでいると伝えています。

マティイス、ちょっと「バルサ希望」って言ってみませんかね。

 

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