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人気銘柄になったジェリー・ミナをどうする

ロシアでの活躍で再評価され、クラブ内で議論発生

ロシアで開催中のフットボール祭りにて、予期せぬ目立ち方をしているジェリー・ミナ。それを受けてバルサ方面で盛んに話されているのが、彼をどう扱うのがベストなのかです。売るか、残すか。ミナ本人は残留希望を明らかにしています。

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引く手あまたの人気選手に

もしジェリー・ミナがコロンビア代表で活躍し、マーケットの評価が上がれば、売る。
数週間前はもうこの論調で決まりでした。

バルトメウ理事会にとって予想外だったのは、ムンディアルでミナが活躍しすぎたことでしょうか。
日本とのグループステージ初戦はベンチでしたが、続く3試合に先発するとまさかの3ゴール。
ヘディングで3発、しかも全てコロンビアにとって決定的な意味をもつ得点を沈める様は強烈なインパクトを残し、戦力になるセントラルを探すビッグクラブの注目を集める存在になりました。

TV3が伝えたところではなんとフェネルバフチェが3,000万ユーロを用意しているとの話も。
エバートンドルトムントと舞い込むオファーは止まることを知らず、夏の人気銘柄になったジェリー・ミナです。

ミナ本人は「バルサに残りたい」

この状況に対し、コロンビアーノは自らの希望は残留だと断言しています。
7月5日付のSPORTは表紙にミナの言葉を用い、「僕はバルセロナに残りたい」の見出し。

ジェリーの代理人で叔父のジャイル・ミナ氏はカタルーニャラジオの取材に対し、「彼はバルセロナとの契約があるし、残りたがっている」とこちらも残留の意思を強調しています。

ただ問題になるのはバルサのEU外選手枠がすでにコウチーニョパウリーニョジェリー・ミナで埋まっていて、アルトゥール・メロがくることで誰か一人(ミナ濃厚)が登録できなくなる点です。

セビージャのクレマン・ラングレを獲得することでセントラルが5人になることも、ミナの居場所をなくす。要するにジェリー・ミナを出すことを前提にプランが練られているわけで、感情的にはひどい扱いだと思います。

売るよりも、期限付き移籍

しかしムンディアルでの活躍(フランスフットボール誌はミナを1/8ファイナルのベストイレブンに選出)は、クラブにジェリー・ミナの扱いを再検討させることとなった。これは拍手です。

そもそもミナはブラジルリーグで最優秀セントラルにも選ばれた実力を持つ選手で、100%バルサ的でないことも承知の上で、もろもろの資質を気に入って獲得したはず。今さらバルサに向かない、はないでしょう。

7月5日付のMDによると、ムンディアルでセンセーションを起こした選手を失うべきではない、期限付き移籍か、もし売るにしても買い戻しオプションを付けるべきだとする意見がテクニコ内で優勢になっているらしく、ここは一度レンタルに出して様子を見るのが最良の妥協策かと。

同じくフランスフットボール誌がムンディアル 1/8ファイナルのベストイレブンに選んだパウリーニョが高額オファーで移籍となれば、ミナが残る道も出てくるか・・・?バルベルデが構想外にしてるっぽいので、ないか。

ピケウンティティベルマーレンラングレだと左利きが3人でバランスが悪いのは気になります。

転売ビジネスに成功した、とほくそ笑みたいのであれば、売りの一択。

このニュースのまとめ

  • ・ムンディアルで思わぬ活躍のジェリー・ミナ
  • ・トルコから3,000万ユーロのオファーもあるという
  • ・バルサ内では売るべきか、貸すべきかの議論

 

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