街歩きが好きだというドイツ人ポルテーロ リバポー戦の前に、まずリーガの3試合に勝たないといけないと語る
昨日バルセロナ市内にて、毎年恒例のチャリティ本 RELATOS SOLIDARIOS DEL DEPORTE の出版発表会が催されました。今年“パトロン(後援者)”となったのは、バルサの守護神マルクアンドレ・テル・ステーゲン。すっかりカタラン市民です。
ちなみに・・・ このプレゼンテーションはサバデイ銀行の社屋(たぶん La Torre Banco Sabadell)が会場だったのですが、山の手に家があるテル・ステーゲンは徒歩(メトロ利用)で現れたそうです。もちろん、徒歩来場のクラックは彼が初めて。
「街歩きは好きだよ。人々は僕をとてもリスペクトしてくれるし。メトロはすごく良い。車よりも速いしね。僕を見た人々が驚くことに、僕は驚くんだ。僕は普通の男だから、ここにいる皆さんと同じようにカフェで穏やかな時間を過ごしたい」
エリートフットボール選手としては、良い意味で変わり者だと思う^^
RELATS SOLIDARIOS はスポーツジャーナリストたちが共同執筆したチャリティ本で、収益はすべて慈善事業に寄付されます。第15回目となる今年は、ペレ・マネル財団(低所得者地区の人々の生活改善に取り組む)というところが寄付先です。
「バルセロナの街が僕に与えてくれたものに対して、お返しをする一つの方法だよ。協力できることが嬉しいし、表紙になることを誇りに思う。本が大いに成功して、たくさんの子どもたちを手助けできることを期待してるよ」「小さなことからでも、僕らは多くのことを変えられるんだ」
リバポーとの準決勝に本命はない
そんな街歩きが好きなテル・ステーゲンですから、散策をしているとクレに会います。
「そうだね、通りではすごくトリプレーテ(三冠)をお願いされるよ。それはステキなことさ」
「昨日僕らは、チャンピオンズの準決勝でどのチームと当たるのかを見たわけで。僕らは満足してるよ。でも準決勝ではどんなことだって起こりえるから、本命は存在しない。クラブやファン、それに自分たちにとって大きな事を成し遂げる可能性があることは知ってる。すごくわくわくしてるよ」
ただその前に、まずきっちりとやっておかねばならないことがある。リーグタイトルの確保です。
「準決勝の前に、僕らはまずラ・リーガの3試合に勝たないといけない。試合が3つあるハードな一週間だけれど、もし僕らがそれに勝てば、目標にかなり近づくからね」
そして彼の人柄を感じるのが、先日のマンチェスター・ユナイテッド戦でのデ・ヘアの失敗です。
「ちょっと喜びにくかったよ。だって彼は同じ職業の仲間だからね。彼には、なんてことはない、僕らはみんな人間だって言った。あれは僕にだって起こりえることなんだ」
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