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マッチレポート|リーガ第35節 バルサ 1-0 レバンテ

Liga Española | jornada 35

2年連続、26度目となるリーガ優勝!
タイトルをもたらすゴールは途中出場のカピタン・メッシ!

FCバルセロナがレバンテを1-0で破り、本拠地カンプノウで通算26回目のリーガ優勝を決めた。前半から再三ゴールチャンスを作りながらも決めきれなかったバルサだが、後半頭から登場のレオ・メッシが決勝ゴールの役者ぶり。テル・ステーゲンの好守も光った。

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試合のポイント

前半はバルサが圧倒:4日後に控えるリバポ戦を考慮し、メッシブスケツセルジ・ロベルトを先発から外したバルベルデ。守ることなく前に出てきたレバンテ(しかし前半のシュートゼロ)に対しバルサが試合を支配し、次々に決定機を作り出した。だがGKアイトル・フェルナンデスが輝き、バルセロナは得点できず。



相手GKの壁:温存されたメッシの役割を引き受け、スアレスと共にチームの攻撃をけん引したのはコウチーニョだった。上手くいけば3点くらいは奪えていたところだが、GKの壁を破れず。25分のヘディング弾はGK正面、40分のフリーキックはクロスバーに阻まれた。前半一番の主役は、幾多の決定機を阻止したアイトル・フェルナンデスだった。

メッシ投入、待望の得点:試合を動かすべく、バルベルデは後半最初からレオ・メッシを投入。それが功を奏し、大エースが見事にフェルナンデスの壁をこじ開けてくれた。デンベレ、スアレス、ビダル、アルバ、アルトゥールが敵Pエリア内に入った波状攻撃を、最後にしっかりと仕上げてくれるメッシのさすがの仕事ぶり。バルサはこれでタイトルへと大きく接近した(62分)。

レバンテの反撃:だがリーガのライバルたちは一筋縄ではいかず、レバンテはここから反撃を開始する。後半から登場のモラーレスがとても効いていた。バルサは二度ほどヒヤリとする場面があったが、相手選手のわずかなシュート精度不足と聖テル・ステーゲンの活躍によって同点ゴールを許さず。そのまま1-0で逃げ切り、リーガ王者を確定させた。

トピックス

メシが美味い:クレを幸せ太りさせる、メッシとバルサ。

26回目のリーガ優勝:このレバンテ戦での勝利により、3試合を残して2位アトレティコに勝点9差をつけたバルセロナのリーガ優勝が確定した。4月中でのラ・リーガ優勝決定は、21世紀で最速らしい(昨季も優勝は同じ第35節)。

8 de 11:FCバルセロナのリーグ制覇は、この11シーズンで8回目。ペップチーム登場からメッシ時代に入り、スペインではバルサの覇権が続いている。今季も開幕から非常に安定した戦いぶりが続き、星を取りこぼすマドリー勢を尻目に危なげない連覇となった。

10個目のリーガタイトル:RFEFのルイス・ルビアレス会長からトロフィーを受け取り、力強く掲げたレオ・メッシ。彼にとっては、これが10回目のリーグタイトルとなる。これにてレオはアンドレス・イニエスタを1つ上回り、バルサ史上最も多くリーガ優勝した選手に。
これを上回るのは二人のマドリー選手、ピッリ(11回)とヘント(12回)のみ。

●バルサのリーガ優勝を確定させるゴールが、メッシによるものだったのが「メッシのリーガ」を象徴している。多くの問題を次々に解決してくれる、我らのD10S。この試合ではハーフタイム明けから得点を生むために登場し、16分後に目標を達成した。

選ばれし監督クラブ:エルネスト・バルベルデが、リーガを二度制したバルサ史上9人目の監督に。就任からの連覇達成は6人目。

キングアルトゥロの8年連続:アルトゥロ・ビダルが8年連続となるリーグタイトル獲得。ユベントスで4つのスクデットを手にした後、バイエルンで3つのマイスターシャーレを獲得し、今回のラ・リーガ。そして次は、自身初となるビッグイヤー獲得を目指す。
レバンテ戦もビダルは出色のパフォーマンスだった。メッシの値千金ゴールをアシストしたのも彼。こぼれ球に向かってエリア内へと飛び込み、胸でコントロール後、頭でレオに送った。

優勝を祝うフィエスタ:試合終了後、カンプノウにて早速リーガ祝勝会。選手とテクニコたちは胸に「8 d’11. L’extraordinari és que sembli normal(11年で8回目。並外れてるのは、普通に見えちゃうところだぜ)」とプリントされた記念Tシャツを着てタイトルを祝った。
選手はみんな子どもたちを参加させ、家族的でとても温かい雰囲気のバルサらしい祝勝会。

●このTシャツを巡っては、SPORT紙やMD紙が、“新聞を買って記念Tをゲットキャンペーン”を開催中。新聞に着いているクーポン+29ユーロ(大人の場合)で手に入る。

楽天の優勝ボーナス:胸スポンサーの楽天からFCバルセロナへ、契約に従い、リーガ優勝へのボーナスとして150万ユーロが支払われる。チャンピオンズ優勝の場合は、さらに500万ユーロ。




FC Barcelona UD Levante
1 0
27 de Abril 2019 – Sabado 20:45 h
Camp Nou
: 91,917
Goles
Messi (62)  
Titular
Ter Stegen【7】 Aitor Fernández
Semedo【6】 Coke
Piqué (c)【7】 Ruben Vezo
Lenglet【6】 Rober Pier
Jordi Alba【7】 Luna
Rakitic【6】 Vukcevic
Arturo Vidal【8】 Jason
Arthur【6】 Rochina
Dembélé【5】 Campaña
Coutinho【7】 Moses
Suárez【6】 Borja Mayoral
Cambios
Coutinho→
Messi【8】(46)
Moses→
J. Morales (46)
Arthur→
Busqkets【6】(73)
Vukcevic→
Barahi (65)
Dembélé→
Sergi Roberto【6】(84)
Rochina→
Roger (84)
Entrenadores
Ernesto Valverde【6】 Paco López
Arbitro
De Burgos Bengoetxea (vasco)
Tarjetas
Rakitic (14) Rochina (56)
Piqué (70) Rubén Vezo (58)
Semedo (77) Coke (83)
Busquets (90+1)  
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 1 1

Golesredcard

0 0 0
12 11 23 (12 )

Tiros a puertaredcard

7 (2) 7 0
5 1 6

Ocasiones de Golredcard

2 2 0
3 3 6

Cornersredcard

3 2 1
0 1 1

Fueras de juegosredcard

0 0 0
    603

pasesredcard

354    
    62% Posesion del Balon 38%    
7 10 17

Faltasredcard

12 6 6
1 3 4

Tarjetas Amarillasredcard

3 3 0
0 0 0

Tarjetas Rojasredcard

0 0 0
Formación

ラフィーニャが負傷欠場。
トディボ、ムリージョ、ボアテング、ベルマーレンが招集後にベンチ外。
シレセン、ブスケツ、メッシ、マルコム、セルジ・ロベルト、アラニャー、ウンティティがベンチスタート。

4日後のリバポー戦を意識し、メッシ、ブスケツ、セルジ・ロベルトが控えとなった。
最初の交代はハーフタイム明けで、コウチーニョからメッシへ。デンベレが左に回った。
2人目はアルトゥールに替えてブスケツ。ラキティッチがインテリオールへ。
3人目はデンベレを外してのセルジ・ロベルトで4-4-2へとシステム変更。

Titular Final
先発時 終了時
 

2019年4月28日(日)、レバンテ戦翌日のバルセロナスポーツ紙。どちらも表紙・裏表紙をぶち抜くレイアウト。

MD「カンペオンたち!」

  • カンペオンたち!
  • → 11年で8回目
  • → 字が小さくて読めない・・・

SPORT「ラ・リーガはメッシのもの」

  • ラ・リーガはメッシのもの
  • → カンペオンたち!
  • → バルサが11シーズンで8回目のリーガ優勝。レバンテ戦で栄冠のゴールを決めたメッシは、10回目の同タイトル
  • ■16ページの別冊付録 バルサ、2018/19 リーガ王者

 

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