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ルーチョ 「こういう勝ち方は誇りとなる」

アスレティックに好機を与えずに勝ったことに意味。

ルイス・エンリケがカレンダーに赤丸をつけて重視していたとされるアスレティック・クラブ・デ・ビルバオ戦は、地元試合では初めてセニェーラのユニフォームをまとったFCバルセロナの勝利で終わりました(2-0)。前日3ポイント獲得がきわめて重要だと述べていた監督でしたので、ゲーム後の会見では目標が達成されたことに満足な様子。とりわけ彼が称え、「満足以上」だと表現したのは、アスレティックにほとんどチャンスを作らせずに勝てたことでした。

ボールを保持するチームであるアスレティックに、数回しかチャンスを作らせなかった点を強調したい。彼らが危険を生み出した場面は実質的にはなかったと言えるし、それを実現するためには、団結が不可欠なんだ。何かを達成しようと思うなら、私たちは好守において堅固でコンパクトでなければならない。それゆえにアスレティックにゴールチャンスを作り、かつ相手にチャンスを与えなかったことは誇りを感じる理由となるんだ

チームはまだまだ発展途上であり、改善すべき点がいくつも残されていると認める監督ですが、同時に選手たちはプレーを楽しみ始めている、とも語っています。「タイトルを獲得するためには、攻撃面と守備面の両方が良くなければならない。チームのタレントを見れば、攻撃のほうがより簡単だろう。完全なチームになること、それ以上の刺激はない。選手たちはピッチ上で楽しみ始めていると思うよ

選手たちの姿勢を評価

殊勲の2ゴールを上げたネイマールJr に関しては、「私は全ての選手がベストの出来となることを期待してる。ネイマールも、サンドロも、ムニールもね。あなたたちはゴレアドールにだけ注目をするけれど、私は全員を見ているんだ。そしてネイマールについての話をする前に、試合をもう一度見て、全てのプレーをきちんと分析していきたい。彼の決定力がすばらしく、レオのアシストもまた良かったのは間違いないよ。レオにもまた得点の機会はあった。私が好きだったのは全ての選手たちの攻守における姿勢だ」と、過度の賛辞を避けたルイス・エンリケ。一方で気兼ねなく称えたのは、大エースのメッシでした。

レオはゴールを決めるから世界最高じゃなく、アシストによっても世界最高の選手だよ。もし世界最高のデフェンサになろうと思えば、彼ならなれるだろうね。みなさんは試合で彼のすごさを見るわけだけれど、私は毎日のトレーニングでもそれを見ている。彼は“オリバーとベンジー”(キャプテン翼)やプレイステーションでも見たことがないようなことをして見せるんだ。彼がチームにいるのは、非常に恵まれたことだよ」

ピケではなくマスチェラーノが、ネイマールではなくムニールが選ばれた先発メンバーに関しましては、「その理由をここで説明するつもりはないよ。個人やチームの全ての状況、戦術などを評価し、最終的に私が決断を下すんだ。間違うことはあるだろうけれど、外すよりも的中するように努力している」とのことです。

FCバルセロナ 2-0 アスレティック のマッチレポートはこちら】

 

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