初めてのカンプノウでの試合後、内容が良くなかったと語った新21番
先日行われたジョアン・ガンペル杯で大きな話題となったのが、カンプノウ初登場、フレンキー・デ・ヨングのプレーぶりでした。ピボーテとして先発起用されると、まるでもうずっと前からバルサにいたかのようなワンタッチプレーでチームを動かし、試合のMVPも獲得。
そして「僕らは良くなかった。もっと上手くやれる」と語っているところが、偉大な選手になる気配を感じさせてくれて実に良いです。
もっと速くパスを回し、もっと上手にプレッシングを
2-1で逆転勝利したアーセナル戦の終了後、フレンキーは次のようにチームの出来を反省しています。
「僕らがもっと良いプレーを出来るのは明らか。今回は良い試合ではなかった。でもプレシーズンだから、改善点がたくさんあるのは普通のことだね」
「僕らはもっと速いテンポでボールを回していけると思う。ボールを失った後のハイプレスもあまり良くなかったけど、こちらも良くなっていくと確信してるよ」
勝てて良かった、と月並みで無難なセリフだけで終わらせることなく、良い試合が出来なかった、もっと速くボールを回せるし、もっと効果的なプレッシングもできると言ってみせるのは、いわゆる芯があってすばらしきことです。
さあバルベルデさん、このフレンキーを失望させてはならない。彼がわくわくするようなフットボールを、仕込んでいってくださいまし。
ファン投票でMVP受賞に選ばれた件については「僕には相応しくなかったよ。もっと良いプレーをしていたチームメイトたちがいると思ってたからね。でも賞をもらえるのは、いつだってポジティブなことだ」と謙虚に喜びを表しているのも良い。
つまるところ、今のフレンキーはすべてが良い!ってことなんですけれど。
ちなみに、アヤックスとバルサの類似点に関しては、「ボールを大事にするところは同じだけれど、ほかはすごく違っている」と分析しているセントロカンピスタです。
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