デ・ヨングは価格高騰ゆえに難しそうな様子
この数日、何度かバルセロナ系スポーツ紙の表紙を飾っているアドリエン・ラビオ。MDもSPORTもしきりに取り上げているのでクラブの関心は本物なのでしょうが、彼とマティイス・デ・リフトが夏の補強の優先目標なのだとか。えっ、デ・ヨングは?
予算上、セントラルを優先
FCバルセロナの2019年夏補強において、ラビオとデ・リフトが現時点での優先目標であるというのは11月19日のSPORT紙です。
同紙によると、ペップ・セグラ(スポーツマネージャー)とエリック・アビダル(強化技術部長)率いるセクレタリア・テクニカは、この両選手の獲得を他の選手よりも先んじて取り組んでいくべきだと結論。クレを惚れさせているフレンキー・デ・ヨングとデ・リフトの両取りは厳しいと見ています。
理想は、アヤックスの未来あるふたりのクラック候補(デ・ヨングとデ・リフト)を揃えて獲得することです。しかしアヤックスと二人同時に交渉するのは困難が予想され、超人気銘柄のデ・ヨングは価格が高騰するだろう(1億ユーロと考えられる)・・・ そこでスポーツ面で優先度の高いセントラルに絞ろうということです。
バルサは右利きのセントラルを必要としていますし(現時点でスカッドにピケしかいない)、19歳にしてムバッペやグリースマンと対峙できるような選手は世界的に希少。
デ・リフトならこの先10年間バルサの守備の要となり得る選手ゆえ、二者択一なら彼を、というのは理解できます。できますが、デ・ヨングには心の内定を出していたので残念至極・・・。
自由移籍が可能になるラビオ
そうした理由から、中盤補強の優先目標になっているのがアドリエン・ラビオです。
彼の魅力はなんといっても、来年6月末でPSGとの契約が終了すること、つまりは移籍金の発生しない自由契約での入団になる点。
PSGはラビオとの契約を延長するべく何度もオファーを出していますが、「バルサに来たがっている」(11月20日のMD)選手はそれらを頑なに拒んでいる。
このまま1月を迎えれば、ラビオは自由に大っぴらに他クラブと交渉することが可能になります。
若く世界クラスの選手と移籍金なく契約できるのは魅力。PSGとしてはそれは避けたい。
ユベントスもまたフランス人セントロカンピスタに強い関心を示しているらしいですし、これからもラビオ周辺は騒がしい状況が続きそうです。
デ・ヨングのバルサ入りの線はもうないのか・・・
に関しては、ひょっとしたらイバン・ラキティッチが資金調達のために移籍する、などの大きな動きがあるかもしれません。まだだいぶ先の話なので、どうとでも転ぶでしょうし。
※マドリーの介入はいつものこととはいえ、イヤな感じ。
このニュースのまとめ
- ・デ・ヨングとデ・リフト、バルサは後者を優先するらしい
- ・二人を揃って獲得するのは困難
- ・中盤は自由移籍になりそうなラビオが優先目標
コメント
ラビオはCLで見るたびに期待が萎みますが、本気なんでしょうか。
冬の放出も注目ですね。
デニスとサンペールには移籍先を探すべき時期でしょう。
ただでさえ若手の出場機会が限られているだけに
彼らにとってもアレニャたちにとっても今の状況は好ましくありません。
ラビオがそんなに良い選手とは思えないのですが
マシア出身の選手をもっと使って欲しいです。。