最も優れた選手が、ベストだと認められた
息子たちの目前での受賞できたことを喜ぶレオ
FCバルセロナの大エース、レオ・メッシが“ついに” THE BESTと表彰されました。というのも、今年で4年目となる同賞ですが、我らのレオが受賞するのは今回が初めてだからです。46ポイントを得たメッシ。チャンピオンズ優勝の van Dijk(38)、そしてネイションズリーグ優勝のクリスティアノ(36)を退けての受賞となってます。
2018/19のメッシはラ・リーガで6度目のピチーチを獲得し(36得点 13アシスト)、チャンピオンズでも得点王(12得点 3アシスト)。ヨーロッパ得点王(ボタデオロ)にも輝いてますから、クレからすればBESTの選手が THE BEST と評されたごく順当な結果です。
メッシが主要個人賞に選ばれるのは、2015年のFIFAバロンデオロ以来になります。
バルサ選手が受賞すれば称え、選ばれなければスルーする、この手の個人賞。チームがしょっぱい状況にあるだけにバルセロニスタにとっては慈雨のようなニュースですし、この慈雨によって、クレの希望が発芽することを切に願います。
THE BESTは2016年にFIFAバロンデオロと分かれる形で始まった、各国代表の監督&カピタンたち、ジャーナリスト、一般ファンの投票によって受賞者が決まる個人賞。
メッシは監督、カピタン、そしてファンの投票ではそれぞれ最多得票。ジャーナリストは van Dijk を最も評価しています(ということは、バロンデオロはまた違う結果となるかもしれない)。
THE BEST FIFAフットボールアワーズ 2019 投票結果(FIFA公式)
妻と息子たちがここにいる、特別な夜
レオ・メッシは昨日23日のチームトレーニング終了後、チームメイトのマルクアンドレ・テル・ステーゲンとフレンキー・デ・ヨング、そして妻のアントネラ、二人の息子ティアゴ、マテオと共に式典の会場となるイタリア・ミラノのスカラ座を訪れています。
レオがアントネラと式典に出席するのはよく見かける光景ですが、今回は息子たちと一緒だったのが特別ということで、バルサのD10Sは受賞後のスピーチで次のように語りました。
「今日は僕にとって、特別な夜です。妻、そして3人の息子たちのうちの2人がここにいる幸運に恵まれたからです。というのも息子たちがこの場にいるのは初めてのことで、ティアゴは一度式典にいたことはありましたが、小さかったので覚えていないからです。彼らがそこにいるのを見て、この瞬間を彼らと楽しめるのは、唯一無二、プライスレスです」
「2人はフットボールの大ファンで、周りに選手たちがいて大喜びしています。恥ずかしがって、写真やサインをお願いしたりできてないんですが。恥ずかしがりながらも、喜んでいます」
「僕がトロフィーを受け取るところを子どもたちが見られたことに感動しています。三男のシロは留守番です。三人を連れてくるのはさすがに困難だったので、留守番となりました。みなさん本当にありがとう、良い夜となりますよう」
子どもたちの事を語るくだり、楽しそうに喋ってます。パパですな。
バルセロニスタとしましては、レオ・メッシの完全復帰によってチームのネガティブな流れが変化することを祈ります。論理的ではないですけれど、メッシがいないバルサは元気がない。覇気がない。メッシにすがらねば希望がない(アンフィールドは・・・とか言わないで)。
このメッシの受賞がひとつのきっかけとなり、チームの復調につながってくれればと願うところです。
このニュースのまとめ
- ・レオ・メッシがFIFA THE BEST 2019の最優秀男子選手賞に輝いた
- ・2015年のFIFAバロンデオロ以来となる“復権”
- ・息子たちに受賞を見せられたことを喜ぶギガクラック
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