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ウンティティ、先発奪還への挑戦が始まる

不運な怪我から回復し、プレー復帰目前のセントラル
5ヶ月間試合に出ていないセントラルは長いトンネルを抜け出せるか

サムエル・ウンティティの回復が最終段階に入っています。フランス人セントラルは月曜日からグループ練習に一部復帰しており、順調にいけば週末のSDエイバル戦で招集を受けるかもしれない。ウンティティは今季まだ公式戦の出場がなく、もう5ヶ月間も試合から離れている状況です。

今季はまだ公式戦出場がない

ウンティティがバルサで最後に公式戦に出場したのは、今を遡ること5ヶ月の5月12日、昨シーズンのラ・リーガ第37節ヘタフェ戦でした。それから12試合(昨季2、今季10)、ウンティティは試合をベンチもしくは観客席から見続けています。

そういう事になった大きな要因は昨年の長引いた左ヒザの怪我と、9月上旬の代表合宿にて負ってしまった右足・中足骨の骨折です。最初は打撲傷だといわれていたのが、検査をしてみたら骨折だったというあれ。
セントラルはこの骨折によって5週間の離脱を余儀なくされ、先発復帰を目指す競争にまた出遅れてしまいました。

ちなみに彼、9月はひどく運が落ちていたようで・・・ 14日のバレンシア戦(5-2)をスタンドから応援し、帰宅してみると空き巣に金庫を盗まれているなんていう被害にも遭っています。骨折が判明した翌日にこれは凹む。

過密日程は出場へのチャンス

そんなウンティティの目の前には、昨シーズンに失った先発の座を取り戻すための新たなチャンスが拡がっています。
順調に事が運べば、今週中に医療部からの出場許可が下りるであろうセントラルですが

まず今週末のエイバル戦はジェラール・ピケが累積警告で出場停止、ロナルド・アラウホが前節レッドカードのために起用できるセントラルがジャンクレール・トディボクレメン・ラングレの二人しかいないこと。
そしてエイバル戦の後は、毎週2試合×3週間の“マラソン”が始まること(エル・クラシコ含む)。

こういったことからウンティティには徐々に出場機会が与えられるでしょうし、ここで実戦のリズムを取り戻し自らの有効性をバルベルデに示すことが“失地回復”への第一歩です。
でも現実問題としては、待っているのは茨の道ですよね。

復権への道は容易くない

まず、夏休みを挟むとはいえ、5ヶ月もの間バルサで公式戦への出場がなく、2019年2月に医療部からの出場許可を受けてから7試合しか出場していない(いずれもフル出場ながら、2試合連続は一度だけ)こと。

試合のリズムを取り戻すためには試合に出て鍛えられる必要があるけれど、すでにピケ&ラングレペアが出来上がっているセントラルのポジションで、バルベルデがどれだけウンティティに時間を与えるかは不明です。
ここでローテーション要員から脱するのはけっこう難しそう。

今季に入ってからは19歳の新鋭トディボ、さらにはバルサBのアラウホ(20)も競争に名乗りを上げてきてますし、最初は第3のセントラルとしての地位は揺るぎないところを後輩たちに示すところから、かもしれません。

ウンティティは後悔していないと何度も強調しているけれど、ムンディアル(W杯)で無理をした代償は大きかった。
しかし彼が競争を活発にすることがチームの戦闘力を上げますから、一歩ずつ以前のビッグサムに戻ってくれることを期待して応援していきましょう。難しくなるのを承知で移籍のウワサをシャットアウトし、挑戦を選んだ彼なので復活を期待したい!フォルサ!

このニュースのまとめ

  • ・ウンティティは今季バルサでの試合出場がない
  • ・チームはこれから過密日程となり、ウンティティには出場のチャンス
  • ・ただし試合に出続けるのは容易でなく、その中でいかにフォームを上げていくか

 

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