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チケット 21,000枚 が一般販売された異例のクラシコ

もろもろの影響で、いつものソシオが多数スタジアムに参じることが出来ず
その代わり年間指定席を持たないソシオやファンには貴重な直接観戦の機会となった

2019年12月18日のFCバルセロナ対レアル・マドリー(0-0)は、異例なエル・クラシコとなりました。なんといっても影響したのは、開催日が10月26日から延期されたことで、無理やり水曜日にねじ込まれた点。平日の夜8時ですからスタジアムへと足を運べないソシオ諸氏も数多く存在し、多くの年間指定席が売りに出されました。その数、17,000枚。そして一般販売が 計21,000枚。

クラブとしては運営に苦慮した大一番でしたが、指定席のないソシオやファンとしては入場しやすいクラシコでした。

入場者数93,426人、警備に3,000人

今回のバルサ対マドリーは、無事開催されるのかどうかも注目のひとつでした。バルトメウ会長はファンに対し、怖がることなく家族でカンプノウへと来てほしい、とのメッセージを発信。
とはいえ突発的な重大事件で中止にならないともかぎらないので、スタジアム内外の警備には州警察、市警察、それにクラブで雇った警備員を合わせて3,000人が警備にあたりました。SPORTによると、入場ゲート/入り口のスタッフも通常の倍を配置したそうです。

(ゲートでの入場チェックは通常よりも念入りになり、長い列が出来たとか)

そんなクラブの努力もあり、試合の入場者数は93,426人
満員にはならなかったですが、平日20時キックオフであることや、試合の背景などを考慮すれば、なかなかの入りでしょうか。クラブとしてはこの入場者数(と無事試合を終えたこと)には満足しているようです。

チャンピオンズ第5節のドルトムント戦は90,071人。すでにリーグ優勝が決まっていた2018年5月6日のクラシコが97,939人

フリーシート制度で17,000枚

MDやSPORTが伝えているデータに、このエル・クラシコでのチケット販売枚数が21,000枚だったというものがあります。MDによると、これはカンプノウで開催されたリーガクラシコの中で、最多だそうです。

通常はほとんど一般販売されないマドリー戦のチケットが何故2万枚も売れたかといえば、ソシオの年間指定席が公式に売りに出されたからです。
バルサには SEIENT LLIURE(フリーシート)というシステムがあり、年間指定席保有ソシオが観戦に行けない場合、それをフリーにすることでちょっとした返金を得られるようになっています。
今回は水曜20時だったため、観戦に行けないソシオがたくさんいて、約17,000席がフリーになったと(SPORT)。これに一般販売4,000枚を合わせ、21,000枚が売れたということです。

残念なソシオが17,000人出た代わりに、普段は簡単にはエル・クラシコを見られないソシオやファンが、機会を享受できた。それがかなりしょっぱい試合になってしまったのは、まあ、あれなんですがね。。。

コメント

  1. ゼロ より:

    実は私もクラシコに観戦に行ってました。
    ゲート以外にスタジアム内でも警察がカタルーニャ州旗を持ってる人を対象に、再度手荷物検査をしてました。
    スタジアムにいるクレの熱意とは対象的に、バルサのプレーには迫力が無かったです。
    試合終了後にはクレからブーイングを浴びせられるほど不甲斐なかったです。
    今回のクラシコは例えるなら、ミルクたっぷりのカフェオレですかね。カフェインたっぷりのコーヒーを期待していたのに、白組らミルクの要素が強くて味気ない。クレはあれほど刺激強めのコーヒーを注文していたのに…

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