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ラ・リーガの中断は不可避、今季終了も覚悟するべきか・・・

コロナウイルス感染予防のため、次々に停止していく欧州フットボール
リーガは今日会議、UEFAも早期の決断を迫られる

コロナウイルス感染拡大を受け、各種活動を停止する動きがスポーツ界にも広がっています。スペインではRFEFがセグンダBディビシオンの試合を2週間延期すると発表したことに伴い、各州の連盟が育成世代の全試合の延期を決定。プリメーラとセグンダもこの流れに続いていき、今日(12日)の会議で試合延期が決定されるのでしょう。寂しい春の迎えです。

今日、ラ・リーガを中断するための会議

スペインでは今日(3月12日)プロフットボールに関する重要な決断が下されます。
フットボール連盟(RFEF)とラ・リーガ(LFP)、それにスペイン選手協会(AFE)の代表たちがラス・ロサスに集まり、プリメーラならびにセグンダ・ディビシオンを少なくとも2週間延期するかどうかを決める。

すでにセグンダB以下のカテゴリでは、コロナウイルスの感染拡大を防ぐために全試合の2週間延期が決まっていますし、4月18日(土)に開催予定だったコパ・デル・レイ決勝戦も延期で合意されてますから、プリメーラとセグンダもその流れに従うことになるでしょう。

テレビ放映権収入やスポンサー契約のしがらみにより、ラ・リーガのハビエル・テバス会長が無観客でのコンペティション継続にこだわっているとはいえ、さすがにもう厳しそう。
やはりフットボール(スポーツ)を無観客で続けるのはムリがありすぎると、いくつかの試合をチラ見ですがしてみて思います。

どうにも折り合いが付かなければRFEFが最終判断できる規約があるようですし、もう延期と見なしておきましょう。それどころか、これで今季終了の可能性もあります。

どうやってカンペオンを決定する

スポーツイベント開催に関する状況は、日を追うごとにシリアスなものへと移っていっています。
昨日の段階では「ラ・リーガは2週間の無観客開催か・・・」と残念がっていたところ、もはや2週間の中断は不可避なところまで来ている。
このまま事態が収束に向かわなければ、リーガ終了の可能性も見えてきました。

SPORTの3月12日号は、今後ラ・リーガを決着するための選択肢は4つあるとしています。

●プレーオフによって優勝チームと降格チームを決める
●現時点の順位が最終順位
●優勝チームなしを宣言、降格は議論
●無観客でコンペティション継続

規約では、RFEFが公式戦の例外的な中断・終了を決定できるようですし、ラ・リーガの最終順位を決めるにあたっても、議論がも連れた場合はRFEF(つまりルイス・ルビアレス会長)に最終決定権がある模様です。

もし、ラ・リーガが第27節をもって終了となるのなら・・・ 現時点の順位で優勝決定でお願いします^^;

UEFAコンペティションの中断も時間の問題

チャンピオンズにしても、ヨーロッパリーグにしても、もはや正常に再稼働するのか全く見通しが立たないです。

今日サンチェス・ピスファンにてセビージャとヨーロッパリーグをプレーする予定だったASローマが、スペイン政府の許可を得られなかったことで入国できず、UEFAが試合延期とする事案が発生。
イタリアからの直行便の運行を禁止する措置をスペイン政府は厳格に守ったわけで、この措置は25日まで続くことから、18日の試合のためにナポリがバルセロナに到着できる見込みは低いです(バスとか船なら可能かもしれないけれど)。

コロナウイルスを巡る状況が大きく改善しないかぎり、こういった混乱は続いていきます。その都度、開催日を代えたり出来るのだろうか。バルサ対ナポリはスタジアムを代える案もあるようですが、不公平に過ぎるのでご勘弁で、こういう問題が続出するといずれ行き詰まりますよね。。

夏のEURO2020がまず1年の延期となり、日程的スペースを空けることで各国リーグ戦を後ろ倒し・・・ みたいなことになるとして、チャンピオンズを含めたカレンダーの組み直しとか可能なのだろうか。各国リーガが終了になればカレンダーは空くけれど、UEFAだけフットボールを続けるわけにもいかないし。

昨日一日で、状況は大きく変化しました。
レアル・マドリーのバスケットボール選手にコロナウイルス感染者が出て、チームが検疫期間に入るなど、刻々と変化している。
もう今季はUEFAの大会は無理かもしれないと覚悟するのが良さそうです。

リーグ中断中のトレーニングとか

もし今季のコンペティションが終了になる場合、選手たちのコンディション維持はどうしますかね。

バルサB以下、フベニールA・B・・・とカンテラの全カテゴリーの試合が少なくとも2週間なくなったことを受け、FCバルセロナはプロチーム(トップチームとバルサB、それにフベニールA)を除く育成部門の全トレーニングを中止することを発表しています。

バルサは選手たちの生活の場である寮ラ・マシアを2週間にわたって閉鎖することも決定していて、寮生たちは親元へと戻り自主トレとか自主学習(近くに家がある少年・少女たちは最初から自宅通い)。

プロチームはコンペティションが再開する時に備えてトレーニングを継続しますが・・・ もしここでシーズン終了の場合は、どうなるんでしょうか。6月までただ黙々とトレーニングを続けていくのか。
なんかもう考えるだけで憂うつです。コロナウイルスが早々に収束しますように。

 

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