楽しみにしていたトレーニング再開だったが、ラ・リーガのプロトコルは厳しく
フィジカル中心の個人メニューが続き、選手たちは順応に苦労する
ラ・リーガが競技再開へと向けたプロトコルをプリメーラとセグンダの各クラブに送り、クラブ施設での選手たちのトレーニングが始まってから、この15日で1週間となります。その初日はおそらく、約2ヶ月ぶりにグラウンドで身体を動かせることに喜びを感じていた選手たち。しかし現実はそう容易くはなく、以前とは大きく異なるトレ方法への順応に苦労しているようです。
それぞれが距離を置いての個人メニュー
FCバルセロナの選手・コーチたちは現在、ラ・リーガが目指す6月中旬の競技再開へと向けたトレーニングに取り組んでいます。まずは約2ヶ月間にも及んだ自宅隔離にて低下した身体要素を取り戻していくこと。トレーニングメニューはボールを用いつつも、フィジカル中心となっています。
まだグループ練習が認められていないので、連携や戦術のセッションはできないのです。
バルサが公開している動画にてそのトレーニング内容が概ね分かりますが、選手たちはそれぞれが距離を取り、それぞれにポール間のドリブルをしたり、ラダーをしたり、スプリントをしたりと、まさに個人トレーニング。走ることが中心のメニューでフットボール感はわずかです。
近くにトレーナーがいて、選手が走るこのトレーニング光景・・・ 既視感があると思えば、そう。負傷してリハビリ中の選手の、グループ練習を許可される手前の個別調整だ。
これが当分(今月いっぱい?)続いていく。
ひたすらにフィジカルメニューに取り組まなければならない“プレシーズン”に、さすがの選手たちもだいぶ苦労しているようです(5月14日版SPORT)。バルサのプレシーズンは通常、フィジカル鍛錬は最初の数日だけで、すぐ試合をしますからね・・・。
ソーシャル・ディスタンス。静かな雰囲気。セッション開始前に談笑する姿とか、誕生日を迎える選手がトンネルを通って祝ってもらう光景とか、再び見られるのはいつの話でしょうか。
数メートルの距離があれば、会話は問題ないのだから、せめて選手たちがわいわい話しているところとか見たい。
シロウトの素朴な疑問
選手たちはラ・リーガが指示する厳しいプロトコルに従い、こういった個人トレーニングで汗を流しています。もう少しすれば、2人とか3人とか少人数のグループになれるそうですが、それでもメニューはフィジカル中心でしょう。
グラウンドを大きく使ってのチーム全体での戦術練習ができるのは、リーガ再開へ向けた最終週との情報もあり、練習試合もないぶっつけ本番となれば熟成されたフットボールは望むべくもありません。
そこでシロウトの疑問・・・
フットボールをするからには最終的に身体接触が必要になるわけですが、いきなり全体練習をやるのは危険で、1人から少しずつ人数を増やしていかなければならない理由って、
トレーニング再開前のCOVID-19の検査で陰性だった選手やコーチたちの中にも、検査精度の問題で感染者が含まれている可能性が大いにあるから、数回の検査を経て(スカッドは今日、第二回目となるCOVID-19検査を受ける予定)見逃し率を下げるまでは集合できない、からでしょうか。
別の理由をおわかりの方は、よければ教えてください。
ロンドのないバルサは寂しすぎる。
コメント
新コロの潜伏期間は現在のところ不明だが他のコロナの状況から最大でも14日程度と考えられている。今感染者が出ると致命的なので最低でもこの期間は接触を禁止するのでは。
検査精度の問題で見逃しがないかという点も答えのひとつです。
医学用語では偽陰性を避ける行動をしているといえます。
答えは他にもあると思われます、例としてメッシを使わせてもらいます。
メッシを含めバルサ選手皆が前回の検査で陰性でしたが、これからずっと陰性である確証はどこにもありません。
スペインの事情はよく知りませんが、まだ感染が収まった訳ではないと思いますので、いつ誰が新規感染者になるか予想は不可能です。
まずは皆が通勤してもウイルス感染がないことを確かめるステップと捉えたら良いのではないでしょうか。
次に少人数で行うステップに移行します。
このステップでメッシのグループが感染した場合、このグループのみを隔離することでバルサ関係者全てへの感染のリスクはかなり減らせられます。
ここでも問題なければ6人程度のグループ練習をして感染がないかチェックしていくのだろうと思います。
これを段階的に大きくしていき、最後に身体接触しても感染がないか確かめて、ようやく、通常練習に戻れるものと思われます。
covid-19に限らず、サッカー選手は意外にも風邪などにかかりやすいそうです。
汗かいたままでベンチに座るなどして、体を冷やしすぎて風邪を引いちゃう、疲労が溜まって免疫系の機能が鈍り感染症にかかりやすいなど幾つか原因があるそうです。
ラ・リーガは選手がいつか感染するものという前提でプロトコールを作っているのでしょう。
そう捉えると、厳格なものに出来上がっているものは仕方がなく、厳しいくらいが良いとさえいえます。