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レオ・メッシ「徹底的な感染予防措置が不可欠だと僕らは理解している」「でも合宿は・・・」

不確かなことだらけのシーズン終盤へと臨むにあたり、いまの感想を語ったバルサのカピタン

5月15日のバルセロナスポーツ紙は、MD・SPORTともにレオ・メッシのコメントがメインニュースとなっています。バルサのカピタンが両紙の取材に答え、新型コロナウイルス感染拡大によって停止している競技の再開についてや、クラブの補強などについて語っている。我らのレオがフットボールの今をどう考えているのか、知るのは興味深いことです。

試合によるCOVID-19感染のリスクについて

22人の選手や審判団が同時にピッチに立ち、激しい呼吸をしながら行われるフットボールには当然、ウイルス感染の危険は付きまといます。これについてレオ・メッシの考えはどのようなものか。MDの取材に対し、彼はこう述べています。

「感染の危険は至る所にあって、家から出れば、リスクはもうそこにあるんだ。だから僕は、多くを考える必要はないと思っている。でもプロトコルを実行して、徹底的に予防措置を取ることが不可欠だとも僕らは理解してるよ。トレーニングに戻るのは最初の一歩だけれど、油断するべきではないし、必要な予防措置はすべて続けていかないといけない。そして試合をすることを引き受けないといけないんだ」

とはいえ、選手が長期にわたって合宿を続けるのはご勘弁だとメッシはラ・リーガに求めます。

「個人的には、コンペティションが再開されることを僕は望んでいるよ。全てが奇妙なものになるのは知っている。無観客試合は何度かプレーしたことあるし、とても奇妙な感覚だった。でも合宿(コンセントレーション)については、自分の家族と離れなければならないのは、したくない。最終的にどうなるのか、見ないとね」(MD)

中断前のプレー内容ではダメ

一方、SPORT紙のコメントで興味深かったのは、コンペティション中断前にバルサがしていたフットボールでは、チャンピオンズを勝ち取れないとメッシが改めて強調している点です。
キケ・セティエンが少し前に「チャンピオンズ優勝は申し分なく可能」との見解を述べている件に関しての意見を訊ねられてのコメントですが、カピタンはこんなふうに説明しました。

「僕が言ったことを監督が誤解をしたか、あるいは僕の言いたかったことが彼に間違って説明されたように思えるよ。僕が言ったのは、リーガ中断前の数試合のようなプレーをしていたら、チャンピオンズ優勝に届かないのは明らかに思えたってことなんだ。僕らのスカッドに一切の疑問はないし、残る試合の全てに勝てることを僕は疑っていない。でも以前のようなプレーをしていたらダメだ」

「人にはそれぞれの意見があって、それらは全て尊重されるべきもの。僕の意見は、自分が毎年チャンピオンズでプレーしてきた幸運に基づいていて、以前のようなプレーで優勝は不可能だと僕は知っている」

だがしかしですよ、バルサがセティエンのフットボールを熟成させようにも、グループ練習ができるのはラ・リーガ再開目前になってからになるので難しい。リーガの11試合である程度完成度を上げ、8月のチャンピオンズに臨むことになりそうです。

補強プランを的中させねばならない

そして夏の補強に関して、レオはクラブにメッセージを送っています。こちらはMDです。

「補強に関しては、それらを担当している人たちがクラブにいるから、彼らがチームにとって最良だと考える選手を選ばないと。この今の状況ではマーケットもまた全てが風変わりなものになるだろうし、僕らのスカッドを良くするには(判断を)的中させないといけないね

迷走感がすごいですからね、我クラブの補強プランは・・・
話題のラウタロ・マルティネスについては「全てを備えた選手」と評価するメッシです。

※ちなみにSPORTが表紙で大きく見出しにしているフレーズ「このリーガ中断は僕らにとって利益となるかも」ですが、これは記者さんが質問で「以前のプレー内容からすると、利益になるとさえ言っている人たちが多くいますが」との問いに対して「おそらくはそうかもしれないけれど、でも再開されるか見てみよう」という一節から抜き出しているので、どうかと思う。

 

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