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カンプノウにフットボールが戻ってくる:バジャドリー戦プレビュー

10月6日以来となるホームゲーム
過密日程が待つなか、1ヶ月間出場のないアンス・ファティに期待が集まる

安全を理由にエル・クラシコが延期されたことで、FIFAウィークでもないのにラ・リーガの試合がない奇妙な週末をバルセロナ(とマドリー)は過ごしました。プラハでお寒い試合をした後だっただけに、クラシコがなかったのは良かったのか、悪かったのか。
いずれにせよバルサを待っているのは休む間もなく試合が連続する7日間(バジャドリー、レバンテ、スラビア・プラハ)であり、その一つめとなる“プセラ”戦ではローテーションがあると見られています(アルトゥールが招集外)。

3週間と2日ぶりのカンプノウ

FCバルセロナがカンプノウで試合をするのは、3週間と2日ぶりのことです。
前回カンプノウで試合があったのは10月6日のセビージャ戦で、そこからはFIFAウィーク、イプルアプラハへの遠征、そしてエル・クラシコ延期ときて今夜のバジャドリー戦が23日ぶりのホームゲームと。

なのに平日火曜の21時15分キックオフですから、観に行けへんやんか!と残念がっている子どもたち、大人たちは多いことでしょう。
今季のバルサは、ここまでの地元開催ゲーム6つがすべて夜9時以降と、時間が子どもたちに優しくない。子どもをカンプノウ観戦に連れて行きたい親たちにも優しくない(MD紙)。
フエラでは13時(エイバル)とか16時(ヘタフェ)とか17時(オサスナ)とか、調整の難しい時間に組んであるんですがね・・・ LFPの意地悪さよ。

(※さらにカンプノウでは第13節のセルタ戦も21時で、遠征するレバンテ戦とレガネス戦がそれぞれ16時と13時・・・ 絶対にわざとしている)

1ヶ月間、出場のないアンス・ファティ

話が少し逸れましたが、今夜のバジャドリー戦で注目を集めているのがアンス・ファティです。
地元バルセロナのMD紙もSPORT紙も、表紙はこのカンテラーノ。16歳の子にさすがに期待し過ぎではないか、とも思いますが、アンスが前回バルサで出場したのが9月24日のバジャドリー戦となれば、そろそろ禁断症状も出始める頃です。
若く新鮮な(笑)アンスを観て、昨今のモヤモヤ(プラハでのダメ試合、エル・クラシコ延期騒動)を晴らしたくもなりますよね。

ウスマン・デンベレの2試合の出場停止はこのバジャドリー戦まで続きますし、7日間で3試合の過密日程が待っていることから、前日会見のエルネスト・バルベルデはいくつかの変更があることを示唆しています。アンス・ファティカルラス・ペレスに久々の出番が訪れる可能性は高いでしょう。

ちなみにバルベルデファティカルラス・ペレスの状況(もしトップチームで試合に出ないのなら、Bチームを強化するために戻ることはあるのか)について訊ねられると、「彼らはフィリアルの契約があるから、あちらで何試合かプレーすることはできる」としながらも、「彼らはトップチームと行動している」とコメント。“貸し出し”に渋い顔をしています。

ということで、アンス・ファティに期待集まる、の話でした。

曲者バジャドリー

今宵の対戦相手レアル・バジャドリーはラ・リーガで現在9位に付けていますが、特筆すべきはサンティアゴ・ベルナベウを陥落させていること、サンマメスで引き分けていること、地元戦とはいえアトレティコや暫定首位グラナダと引き分けていることです。上位チームに上手くやる。

10試合のうちの5つに引き分けていることや、手にしている14の勝点のうち8つをアウェイで稼いでいることから、勝負を決めるチャンスを仕留めずにいると、勝点を持ち帰られてしまうかもしれません。

バルサの目標はバジャドリーに勝ち、試合のなかった週末にグラナダに座られた首位のイスに座り直すこと。まあ、グラナダは木曜日のヘタフェ戦にも勝てば、再びバルサをその首位のイスから下ろせるんですけれど、良い内容の7連勝でスラビア・プラハ戦の残念なイメージを吹き飛ばしてほしいです。

バルベルデ前日会見での注目コメント

■プラハではレベルになかったと怒ったテル・ステーゲンへの返答
「マルクの言葉を尊重するよ。試合はいろいろな方法で解決しうるけれども、彼が言うとおりに、全てはロッカールーム内で解決しなければならない。外ではなくね」
「試合が終わった時、起こったことへの感覚は人それぞれだ。プラハでの試合後は、ラスト5分間が非常に苦しいものだったことで、私たちは少々冷ややかになっていた。エイバルのスタジアムでも、もし0-1で進んでいれば同じだっただろう」

テル・ステーゲンの自己批判「僕らはあるべきレベルになかった」
エデン・アレナで行われたチャンピオンズ第3節、スラビア・プラハ対FCバルセロナは予想されたとおりタフな戦いとなりました。テル・ステーゲンの活躍がなければ、バルサは相当苦しい状況に追い込まれていたでしょう。その守護神が試合終了後、「自分たちは望むレベルになかった」と自己批判。改善のために話し合わなければならないと述べています。

スラビア戦のバルサが走っていないというデータ
「その件について多く話されていたのは知っている。今回の場合は、データが正確ではなかったと私は思っているんだ」「より重要なフィジカルデータを私たちは持っている」
「相手チームより少なく走らなければならない、と私たちに言った監督がいたよ。その監督の銅像がカンプノウにあるし、ここ(会見室)の隣には彼の名前が付いたスタジアムがある」

走れていないバルサ、欧州でどうやって勝つ
FCバルセロナは水曜日、プラハにてチャンピオンズ 1/8 final 進出のために重要な3ポイントを手に入れました。しかし翌日のバルセロニズモに、喜びは少なかった。むしろ落胆モード。厳しい試合になると予想していましたし、元々内容にはあまり期待していませんでしたが、それでもガッカリするようなパフォーマンスだったからです。

開幕戦以降、出番が全くないカルラス・アラニャー
「考えていたようには試合に出ていないね。トレーニングで全てを出している彼は、試合に出るのに相応しいよ。彼の姿勢は非常に良い。けれども中盤は競争が非常に激しいからね」

トッテナムが冬にアラニャーを欲しいらしい
トッテナム・ホットスパーがカルラス・アラニャー (21) の動向に目を光らせているそうです。そう伝えたのは10月22日のMD紙。バルベルデに招集外にされ続けているカンテラーノを、冬に退団するかもしれないエリクセンの後釜にしたいというんですね。

 

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