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アレックス・バルデ:アルバの後継者がついに登場か・・・

左ラテラルの控えに、17歳のカンテラーノを抜てきするらしい
怪我から復帰した後、ファーストチームに加わる見込み

FCバルセロナが長年求め続けてきたジョルディ・アルバの後継者がついに決まるかもしれません。それも最高の形である、育成部門からの昇格によって。その若者の名は、アレックス・バルデ(ALEJANDRO BALDE)。SPORT紙によるとこれはもうクラブとしての決定事項であり、1月からクーマンの下で活動する可能性が高いようです。

また期待の若手がひとり

前日のSPORT紙のインタビューにおいて、カンテラーノの昇格は「簡単ではない」「非常に、非常に良い選手だけが辿り着ける」とロナルド・クーマンは語りました。
ただしその言葉はカンテラーノ期待論へのけん制ではなく、資質が認められる若手は積極的に起用していく方針なのは確か。ここまではアンス・ファティペドリ、それにトリンカオが出番をもらっています。

そしてここに1月からはアレックス・バルデなる若者が加わることだろう、と11月12日版SPORTは報じています。フベニール年代(17歳)ながら、すでにフィリアル(Bチーム)でプレーする左ラテラルです。Youtubeで探しても、まだあまり動画はありません。

左ラテラルではジュニオル・フィルポジョルディ・アルバの控えを務めるものの、クーマンは彼をあまり信頼していない。アルバが負傷欠場した際(10月4日~23日)に同ポジションで起用されたのは、右が本職で入団間もないセルジーニョ・デストでありました。

そこで昨季から放出話の絶えないフィルポを冬マーケットに出し、アレックス・バルデをファーストチームに直上げするのがクラブの目論見だそうです。サラリー経費削減かつクレのカンテラ欲求を満たす一手。

迷走する計画に終止符を

ジョルディ・アルバの控えであり後継者探しに、バルセロナは迷走してきました。

2016年夏にアドリアーノ・コレイアが退団し、ルカス・ディニェを獲得。
2018年夏にそのディニェが退団し、Bチームからファン・ミランダを上げたものの上手くいかず。ククレリャは攻撃的すぎて放出。
2019年夏にミランダをレンタルに出し、ジュニオル・フィルポを獲得。

この迷走ぶりにカンテラーノ昇格で終止符を打てるのであれば、それ以上はありません。とはいえ、ミランダという急ぎすぎや過度の期待が失敗につながった前例があることで、17歳の若者に白羽の矢を立てて大丈夫かとの不安もある。アンスペドリは神の恵みですから。

SPORTによると、バルサの強化技術部とクーマンバルデがファーストチームでポジション争いをする準備ができていると考えています。セルヒオ・アキエメがあっさり貸し出されてしまった時は、やけに見切りが早いなと思いましたが、それもこの選手がいたからかと。

残念ながら10月14日のナスティック戦で足首を負傷し(1ヶ月半のKO)、今は戦列を離れているのですが、12月にバルサBへと戻ってきてフォームが上がればファーストチームに加える計画らしい。
アルバが負傷中にもかかわらず自分よりもデストが優先され、さらにフィリアルから17歳の若手が上げられるとなれば、夏のマーケットでは残留したジュニオルも新天地を求めるかもしれません。彼もまだ若いですから(24歳)、信頼されるチームに行くのが幸せですからね。。

ということで、もし冬にジュニオルが移籍したとしてもバルサは代わりの選手を獲得せず、アレックス・バルデに賭けると。アンスバルデが編成する左サイド・・・ こういう話がひんぱんに出てくることはバルサとして前進ですから、資質ある若者は注意深くかつ大胆に育てていってほしいです。ほどほどの期待で待つ。

このニュースのまとめ

  • ・バルサはジュニオルを市場に出す予定で、移籍となっても代わりは獲らない
  • ・17歳の新星アレックス・バルデをファーストチームに昇格させる
  • ・ジョルディ・アルバの競争相手になれると強化部門は確信

 

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