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【バルサ会長選挙2021】号砲鳴る:8名のプレ候補が署名用紙を受け取り

クラブのソシオオフィスを訪れ、会長選挙となるためのレースを開始した志願者たち
まずは1月11日までに2,257枚以上のソシオ署名を提出しなければならない

FCバルセロナの舵取りを担当していくクラブ会長とその理事会を決める選挙が、2021年1月24日(日)に行われます。この選挙で「正式な候補」として投票される立場になるためには、まず自分がソシオたちから支持される存在であることを証明しなければならない。そのためにあるのが恒例イベント署名集めで、今回の選挙では2,257枚のソシオ署名を集めた志願者のみが、「プレ」の肩書きを外し「正式候補」になれるのです。

コロナウイルス感染拡大下での署名集め

バルサ会長を決定するためのプロセスがようやく本格始動しています。長かった。
この12月22日(火)に選挙委員会が設立されたのに続き、昨日23日(水)にはソシオ署名を集めるための用紙配布が始まったのです。この用紙を受け取るために、OAB(ソシオオフィス)を訪れたプレ候補(もしくは代理人)は8名。このうち何名が最初の関門を突破できるでしょうか。

(※実際には、さらに2名がやってきてますが、賑やかしなのでカウントしません)

コロナウイルス感染予防のための措置として、今回の署名用紙の受け取りは、各志願者が重ならないように30分ずつずらして呼び出されています。
各陣営が、申請しておいたであろう希望枚数をOABで受け取る方式。多数集める自信のあるところは多くの枚数を受け取っていますが、結果的に集めた署名が少ないと恥ずかしいかもしれません。各候補の請求した枚数は以下のとおりです。

  • ジョアン・ラポルタ(60,000枚)
  • ビクトル・フォン(42,000枚)
  • アグスティ・ベネディト(35,000枚)
  • ジョルディ・ファッレ(35,000枚)
  • チャビ・ビラジョアナ(30,000枚)
  • トニ・フレイシャ(25,000枚)
  • エミリ・ルサウ(25,000枚)
  • リュイス・フェルナンデス・アラ(15,000枚)

(ちなみに用紙は有料で、6万枚を求めたラポルタは2,460ユーロを払うようです)

プレ候補者たちは自分を支持するクラブ会員(ソシオ/ソシア)に選挙本部を訪れてもらったり、郵送したりして署名を集めていきます。選挙管理委員会への用紙提出期限は1月11日(月)。そこから3日間のチェック期間を経て、2,257枚以上が有効と認められた者が晴れて会長の「正式候補」となれます

1月15日~22日が選挙キャンペーン期間です。
投票日は1月24日。

毎回この署名集めは難関ですが、COVID-19が君臨し、クリスマス休暇も挟まる今年の難易度はS級です。再ロックダウンの事態となれば、投票自体が延期になるかもしれない。。事前に「支持者リスト」を多く手にしていることが必須でしょう。ラポルタやフォンはもう目処が立っているはずです。

話題作りの上手なジョアン・ラポルタは用紙受け取りのためにOABを訪れず、午後に選挙本部にて最初の署名に訪れたソシオ(NO.485 Joan Vallvéさん)を出迎えています。

会長選挙2021 日程決まる:まずは2,257枚の署名集めから
コロナウイルスの嵐の中、船長(クラブ会長)不在で波高き海を漂っているのが2020年末のFCバルセロナです。ソシオ/ソシアの怒りによってバルトメウ一味を運営担当から追い出したのは良かったものの、シーズン途中に最高責任者がいなくなるデメリットも大きく。会長がいたからといってチームの現状が改善するわけでもないですが、良きリーダーの到来が今は待ち望まれます。

 

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