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ラキティッチと合意?

今季のリーガで最も注目された選手の1人。

アトレティコ・マドリーで育ち、クラブをこよなく愛するコケの獲得が極めて非現実的な今日この頃、赤丸急上昇しているのがセビージャのクロアチア人、イバン・ラキティッチ(26)です。以前からちらほらとウワサのあった彼ですが、ここ数日で状況は大きく進展したようで。アンダルシア方面から伝わってくる情報によると、バルサと選手側はすでに合意済み。SPORT紙は“あとはクラブ間交渉が残されるだけ”、と伝えているのですが、信憑性はさほど高くありません。

ビッグクラブへの飛躍を希望

今季セビージャですばらしい活躍(リーガで12得点10アシスト、ヨーロッパリーグ優勝を牽引)を見せたイバン・ラキティッチが、ビッグクラブへの飛躍を望んでいることは皆の知るところでした。ラキティッチとセビージャの契約は2015年までとなっていて、年が明ければ自由移籍が可能です。アンダルシアクラブとしては、彼が移籍希望なのは仕方ないにせよ、利益は多く手にしたい。そのためには契約延長がカギとなりますが、メディアに伝えられる情報では、ラキティッチ側は契約更新で合意しつつも、なんだかんだでサインを先延ばしにしています。

選手の父ルカ・ラキティッチ氏は3日前、クロアチアのJutarnji紙に対し、「兄で代理人のデヤンの元にはマドリー、バルセロナ、アトレティコからのオファーが届いている。ただし、私たちが決断するのはムンディアルの後だよ」と発言。好みのクラブについては、「バルセロナはバルセロナだ」と述べていました。マドリーの2チームが争奪戦か、とも言われていた彼が、バルサに近づいた印象を与えたのはこのあたりです。

移籍金は2,000万ユーロほど?

数日前には、アトレティコ・マドリーと個人合意か?と言われていたラキティッチですから、実際のところは正直分からないのですが、バルセロナはどうやら大丈夫!と考えているそうで。これからのクラブ間交渉を遮るものは存在せず、移籍成立に向けて突っ走るのみ、とSPORT紙は報じています。ただ記事の根拠は薄く思えるので、今はまだ「へぇ~」程度に止めておくのが良いでしょう。

移籍金に関しては、セビージャは2,000万ユーロ~の値をつけているとされます。バルサとしては残り契約期間が1年なのが値切りポイント。冬のマーケットで獲れれば、無料となります。あとはオペレーションに他の選手が入ってくるか、入団後の成績による出来高払いが入ってくるか、あたりが交渉どころになる様子。選手父の発言とは異なり、両クラブはムンディアル開幕前に交渉を片付けたいと考えているそうで、近々良い知らせが飛び込んでくるかもしれません。

ラキティッチは幅広い視野と高いパス能力を持ち、セビージャの攻撃の中心。技術と運動量に優れ、動き回るテクニシャンというところでしょうか。バルサ以外の試合はあまり観ないので、ほぼ知ったかぶり情報ですが(^^;) セスク・ファブレガスの退団が確実であるならば、イバン・ラキティッチの加入は明るい材料。しかし、同じくウワサとなっているマルコ・レウスもまた中盤でプレーできるデランテロですので(ラフィーニャもいる)、契約解除金3,500万ユーロの彼を獲得し、よりフィジカル系のセントロカンピスタを補強すべき、との声もあります。

 

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